平成30年10月18日
三重の実物図鑑 特集展示「三重の縄文時代」の開催について
三重県総合博物館(MieMu)では、三重県埋蔵文化財センターが保管する考古資料の中から、装飾性の高い縄文土器をはじめ、縄文人の道具や食生活、お墓にまつわる出土品約120点を、県指定有形文化財となった天白遺跡の出土品30点とともに紹介します。
1 期間
平成30年10月23日(火)から12月16日(日)までの開館時間中
2 場所
三重県総合博物館3階 三重の実物図鑑人文コーナー(津市一身田上津部田3060)
どなたでも無料でご覧いただけます。
3 概要
1)暮らしの道具
新徳寺遺跡(多気町)や大鼻遺跡(亀山市)などから出土した暮らしにかかわる縄文土器、粥見井
尻遺跡(松阪市)や木造赤坂遺跡(津市)から出土した矢じりや斧・槍などの石器を展示します 。
2)祭祀・お墓
天白遺跡(松阪市)から出土した祭祀に用いた土偶や石棒、上ノ垣外遺跡(多気町)や小牧南遺跡
(四日市市)から出土した装身具などを展示します。
3)地域間交流
縄文時代は、遠隔地との地域交流が盛んでした。発掘調査で出土した石の矢じりや縄文土器など
から、その交流の広がりを紹介します。