オシドリ(Aix galericulata)
![]() |
資料名 |
学名 Aix galericulata |
---|---|---|
分類 | 鳥綱 カモ目 カモ科 |
|
捕獲日 | オス:昭和35(1960)年2月26日 メス:昭和59(1984)年1月19日 |
|
捕獲地 | オス:多気郡多気町 メス:伊勢市朝熊町 |
|
全長 | オス:48cm メス:41cm |
|
![]() |
解説 | オシドリは、カラスよりも少し小さいくらいの大きさの渡り鳥で、三重県には冬季にやってきて、山地の渓流や湖沼などで見ることができます。三重県では、希少な種類の鳥です。オスは、くちばしも含めて全体的に美しい羽色をしていて、翼には橙色の銀杏型をした特徴的な羽があります。メスは、オスとは対照的に羽色は全体的に灰褐色をしています。特徴としては、目のまわりが白く、目の後ろから白い線が出ていることです。 水辺近くの木に巣をつくって、水草や穀物、ドングリなどを食べています。ちなみに、「ケッケッ」と鳴くようです。 仲の良い夫婦のことを「オシドリ夫婦」といいますが、実際のオシドリは、生涯同じ伴りょと過ごすわけでもなく、繁殖期以外は別々に行動するので、例えのとおりとはいかないようです。 (I) |