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佐伯祐三関係資料の公開にむけて―朝日晃氏からの寄贈資料

この夏開催しました佐伯祐三展は、没後80年が経過している画家にも関わらず、多くの方々にご覧いただきました。今回の展示では、当時佐伯と交流のあった画家たちの作品も同時にご紹介することができましたが、これらご出品いただいた個々の作品を適切に位置づけ、全体を構成していく上で欠かせなかったのが、佐伯研究の第一人者・朝日晃氏からお借りした膨大な資料でした。

 

朝日晃氏は、神奈川県立近代美術館での第2回目の佐伯祐三展ご担当を皮切りに、1960年代後半より佐伯の調査を本格的に始められました。1970年からは佐伯調査の目的でパリへ何度も赴き、写生地のポイントをつきとめ、現地に埋もれていた佐伯の作品を発見。また、米子夫人をはじめ、佐伯の友人であった山田新一、木下勝治郎、荻須高徳ほか、多くの関係者からの聞きとり調査をされました。こんにち佐伯をとりまく関係者のほとんどは他界されたため、これらの記録は大変貴重であることはいうまでもありません。佐伯研究の成果として朝日晃氏は、佐伯展の企画をはじめ、『永遠の画家 佐伯祐三』(講談社)や『パリに燃えた青春 佐伯祐三』(日本放送出版)、『佐伯祐三のパリ』(大日本絵画)などの著書、それに396点を収めた『佐伯祐三全画集』(朝日新聞社)の編集にも参加されました。

 

こうした資料のうち、せめて写真類だけでもデジタルデータベース化をすすめようと、今年度末を目途に作業をすすめていましたが、「今後の佐伯研究発展のため」にと、この度借用した資料を一括して当館に寄贈していただくことになりました。2009年1月には美術情報室で特設コーナーを設け、順次公開する予定ですので是非ご利用ください。(Ty)

 

佐伯祐三展(2008.6-8)

作家別記事一覧:佐伯祐三

ご寄贈いただいた資料の一部

ご寄贈いただいた資料の一部
(箱根強羅での佐伯祐三)


1930年協会第三回洋画展覧会目録

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