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コレクションの特色

三重県立美術館では、作品収集を美術館の最も基本的で重要な活動の一つととらえて、美術館建設以前から収集活動を始めました。

収集方針

 収集にあたっては、(1)江戸時代以降の作品で三重県出身ないし三重にゆかりの深い作家の作品、(2)明治時代以降の近代洋画の流れをたどることのできる作品、また日本の近代美術に深い影響を与えた外国の作品、(3)作家の創作活動の背景を知ることのできる素描、下絵、水彩画等という基本方針が立てられました。また、三重県とスペイン・バレンシア州との友好提携が結ばれたことを契機に、1992年からは新たに(4)スペイン美術も基本方針に加えられました。

代表的なコレクション

当館の収蔵作品は美術館コレクションとしてはまだ成長途上ですが、特に近代洋画については明治から昭和にいたる流れをほぼ概観することができるものとなっています。旧制中学の教員として三重県に赴任していた藤島武二など三重にゆかりのある作家に加え、明治期の洋画界を牽引した黒田清輝、岡田三郎助、大正期の美術史を彩る村山槐多、関根正二、またパリに学んだ佐伯祐三などのすぐれた作品を所蔵しています。

近代日本画では松阪出身で主に京都で活動した宇田荻邨や、伊勢出身の伊藤小坡の作品などが特徴あるコレクションということができます。

江戸時代の美術では、近年高く評価されている曾我蕭白の作品をまとめて所蔵しており、このなかには国の重要文化財に指定されている旧永島家襖絵などが含まれています。

寄贈

開館時には約360点だった収蔵作品は開館以来次第に増え、現在では約5,000点を数えるに至っています。美術館の予算によって購入された作品も少なくありませんが、美術家、美術愛好家やそのご遺族、三重ゆかりの企業や法人から寄贈された作品も数多くあります。なかでも、(財)岡田文化財団からは美術館開館以前から今日に至るまできわめて好意的な寄贈が継続され、同財団からの寄贈作品は約400点を数えています。

また、現代具象彫刻界を代表する作家・柳原義達氏(1910−2004)からは、開館20周年を機に同氏の彫刻と素描などが一括して寄贈され、2003年には常設展示を行う柳原義達記念館も開設されました。

作品を守り、伝える

より多くの人々に紹介するため、当館のコレクションは常設展示室に展示されるほか、国内外の展覧会に出品されることもあります。
また、日本の公立美術館には数少ない保存・修復を専門とする職員を配置し、作品を守りながら伝えることに努めています。(作品を良好な状態に保ち、次世代へ伝えていくため、随時展示替えを行いながら公開をしています。)


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