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美術館 > 刊行物 > 年報 > 1998年度版 > 年報1998 ピサロ展 (1998.6-7)

B-企画展3

【ピサロ展―印象派の巨匠とピサロ家の画家たち】

6月23日(土)~7月13日(日)

【主催】…三重県立美術館+読売新聞中部本社+中京テレビ放送+美術館連絡協議会
【後援】…外務省+フランス大使館+ベネズエラ大使館
【協賛】…花王株式会社
【協力】…日本航空

【担当】…東俊郎
【ポスターデザイン】…杉浦康平+谷村彰彦

◎1874年の第1回印象派展覧会にセザンヌも参加しているがkれはピサロに勧められたものだった。このセザンヌだけのことでなく印象派の画家たちの活動の背景には目立たないかたりであってもいつもピサロが影のようによりそっていたことは意外に知られていない。

◎けっして派手ではないが着実に変化する。コローからスーラまで、印象主義とよばれることになる絵画の前領域を踏破したのはピサロだけといっていい。

◎ピサロの眼はモネやセザンヌとおなじくらいにみえたのだが、力をこめないその表現で自然の一瞬でも永遠の自然でもないただいまそこにある自然をとらえることができた、そんな誰よりも自由な眼だった。

◎今回の「ピサロ展は、8回にわたる印象派展のすべてに出品した唯一の画家たちでもある。カミーユ・ピサロの初期から晩年にわたる画業を跡づけるとともにルシアン・ピサロ、フェリックス・ピサロなど後裔8人の作品もあわせて展示した展覧会である。

関連事業

美術講演会
7月11日(土)…「ピサロと印象主義」…講師=六人部昭典(大手前女子大学教授)

主な新聞記事

読売新聞
6月22日…「ピサロ展の出品絵画100点 飾り付け作業着手」
6月23日…「きょうからピサロ展」
6月24日…「ピサロ、4世代の作品一堂に」
7月10日…「ピサロと印象主義 あす県立美術館で講演会」
7月15日…「ピサロ展に想う」

6月22日…「『田舎家と椰子の木のある熱帯地方の風景』 印象派の巨匠 ピサロ展1」東俊郎
6月27日…「『ジョリーおばさん』 印象派の巨匠 ピサロ展2」東俊郎
6月28日…「『ポントワーズの空き地』 印象派の巨匠 ピサロ展3」東俊郎
7月5日…「『墓の山と夕暮れのエアラニー』 印象派の巨匠 ピサロ展4」東俊郎
7月7日…「ポーレミール・ピサロ『カミーユ・ピサロの自画像の複写』 印象派の巨匠 ピサロ展5」東俊郎
7月17日…「『レルミタージュの景色、ポントワーズ』 印象派の巨匠 ピサロ展6」石崎勝基
7月18日…「『エラミーの牛を追う娘』 印象派の巨匠 ピサロ展7」東俊郎
7月19日…「『腰をおろす農婦、落日』 印象派の巨匠 ピサロ展8」桑名麻理
7月23日…「『自画像』 印象派の巨匠 ピサロ展9」土田真紀

産経新聞
6月28日…「ピサロ展にぎわう」

図録

作家別記事一覧:ピサロ

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