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美術館 > 刊行物 > 年報 > 2021年度版 > 年報2021年度版 企画展 ミケル・バルセロ展

 

年報2021年度版 企画展 ミケル・バルセロ展

2022年8月14日(土)—10月24日(日) 
開催日数:32日間
(2022年8月27日~9月31日は新型コロナウイルス感染拡大のため休館)
 

【会場】 三重県立美術館 企画展示室、柳原義達記念館B室
【主催】 三重県立美術館、国立国際美術館
【後援】 スペイン大使館、インスティトゥト・セルバンテス東京、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
【助成】 公益財団法人三重県立美術館協力会
【制作協力】ファクト・コンセプトゥール/瀧脇千惠子

【広報物等デザイン】作石敏達(作石敏達+マクガフインデザイン事務所)
【担当】坂本龍太、速水豊
【入場者数】 4,570人(有料:2,391人/無料:2,179人)
 

展覧会の概要

 ミケル・バルセロは、大自然を着想源に独創的でダイナミックな作品を手がける、現代を代表するアーティストのひとり。スペインのマジョルカ島に生まれ、1982年に国際美術展「ドクメンタ7」(ドイツ・カッセル)に参加して以降、国際的な活躍を展開している。その制作活動は幅広く、絵画、彫刻、陶芸、版画に加え、パフォーマンス、そしてマジョルカのパルマ大聖堂内礼拝堂装飾やスイス・ジュネーヴの国連会議場の天井画といった壮大なプロジェクトも実現している。
 また、バルセロの制作活動はヨーロッパにとどまらず、時にアフリカの砂漠地帯やヒマラヤの高地にも赴き、水彩画やスケッチなどを手がける。こうした大自然との交感は芸術活動の重要な着想源となり、大地と海、動植物、闘牛などをテーマとした作品を数多く生み出している。中でも巨大な絵画作品は、そのスケールのみならず、塗り固められた様々な素材やカンヴァスのしわが作る凹凸によって、圧倒的な存在感を持つ。本展では、初期から現在に至る絵画作品に加え、彫刻や陶芸など90点以上の作品を展示し、その多彩な芸術活動の全容を紹介した。
 会期中は若年層の来館者が多く、家族での来館者も見られた。緊急事態宣言の発令により、1ヶ月以上の休館を余儀なくされたものの、この間、SNSなどで作家や作品の紹介や展覧会情報の発信を継続的に行った。展覧会を通して、日本ではほぼ無名であったスペイン人現代芸術家、ミケル・バルセロの名前と作品を広く認知させることが出来た。

 

会場風景

ミケル・バルセロ展 2021年度企画展
ミケル・バルセロ展 2021年度企画展
ミケル・バルセロ展 2021年度企画展
ミケル・バルセロ展 2021年度企画展

 

会期中のイベント

記念講演会「大地と海、命と死――世界の根源へ」

8月28日(土)→10月14日(日)に延期
14:00—15:30
三重県立美術館講堂
講師:山梨俊夫(本展監修者、前国立国際美術館館長)
参加者:60人
 

記念講演会「スペイン20世紀美術の流れ―ピカソからバルセロまで―」

9月26日(日)→10月23日(土)に延期
14:00—15:30
三重県立美術館講堂
講師:松田健児(慶應義塾大学准教授)
参加者:61人

担当学芸員によるスライド・トーク

10月9日(土)
14:00—14:30頃
三重県立美術館講堂
担当:坂本龍太
参加者:35人
※9月11日(土)は中止
 

主な記事

新聞記事

『読売新聞』(三重、愛知、岐阜版)8月14日(土)「ミケル・バルセロ展 きょう開幕」
『読売新聞』(三重版)8月15日(日)「壮大さに圧巻 津でバルセロ展」
『読売新聞』(三重、愛知、岐阜版)8月26日(木)「バルセロ展休止」
『読売新聞』(三重、愛知、岐阜版)9月11日(土)「バルセロ展休止30日まで延長」
『読売新聞』(三重、愛知、岐阜版)9月30日(木)「バルセロ展 あす再開」
『読売新聞』(三重版)10月24日(日)「バルセロ マヨルカ島への愛 慶大・松田准教授 津で記念講演」
『しんぶん 赤旗』10月8日(金)「ミケル・バルセロ展―世界を魅了するスペインの天才」
 

その他(連載)

『読売新聞』(愛知、岐阜、三重版)
8月17日(火)「ミケル・バルセロ展 上」
8月19日(木)「ミケル・バルセロ展 中」
8月21日(土)「ミケル・バルセロ展 下」
 
『中日新聞』(三重版) 美術館だより(執筆:坂本龍太)
8月18日 《ファラニチのジョルジョーネ》
8月25日 《ルーヴル》
9月1日 《午後の最初の一頭》
9月15日 《事象の地平》
9月22日 《カサゴの群れ》
9月29日 《イン・メディア・レス》
10月13日 《マルセラ》
10月20日 《下は熱い》
 

主な放映・放送

ZTV「じもトピ」 8月13日(金)14:30~15:40(収録)、8月18日(水)18:00~(放送)
三重テレビ「Mieライブ」8月14日(土)10:30~11:00(収録)、10月7日(木)17:20分~(放送)
FM三重「ゲツモク!」 10月12日(火) 18時台 出演(坂本)
NHK(Eテレ)「日曜美術館」 アートシーン 4月4日(日)9時45分頃・20時45分頃(巡回先として)

 

展覧会開催時のページ

 

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