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熊野脇道・こんな所を見てみよう

南伊勢町の竈方集落

南伊勢町の沿岸には、新桑竈、棚橋竈、栃木竈など「竈」の字がつく集落が6つあります。 これらは竈方集落と呼ばれ、平家の落人集落と伝えられています。壇ノ浦の合戦に敗れた平家の末裔がこの地に移り住んだとき、 すでに漁業権は先住民の手にあり、落人たちは海で塩を焼いて生計を立てました。竈方集落はいずれも入江の奥まった場所にあり、 近くに小川が流れ、背後には塩を焼くために必要な薪を得る山が控えているという共通点があります。 また、各竈方集落の住民は大方竈にある八幡神社を祀り、 毎年1月3日に弓引きの射場式を行う竈方祭を開くなど、文化的なつながりを今日ももち続けています。 南伊勢町の竈方集落
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