昔々、スサノオノミコトが二見を訪れ、貧しい旅人の姿で宿を求めました。裕福な巨且将来(こたんしょうらい)はすげなく断りましたが、貧しくとも心優しい弟の蘇民将来(そみんしょうらい)が厚くもてなしたため、ミコトはその礼として“蘇民将来子孫家門”(そみんしょうらいしそんのかもん)と記した札を戸口に下げれば悪疫を逃れられると告げたといいます。以来、伊勢志摩では「蘇民将来子孫家門」と書かれた札をつけた注連縄を掛ける家が多く見られます。この地域では、一年中注連縄を掛ける風習があるので、そっと見てみてはいかが。伝説が街の中に生きています。 |
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