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三重県総合博物館 > コレクション > スタッフのおすすめ > アルミ製ランドセル

アルミ製ランドセル

資料名 アルミ製ランドセル 資料番号 1026
時 代 昭和20年代 寸 法 本体部
幅 :21.3cm(7寸)  
高さ:26.0cm(8寸5分)
厚さ:9.2cm(9寸)   
肩ひも
長さ:48.5cm(1尺6寸)
解 説

 このランドセルは、昭和21(1946)年から22(1947)年頃、津市の塔世橋右岸にあった文具商・奥川文具店が、津市内や松阪方面にある小学校の入学時に学校へ出かけていって入学用品として販売していたものです。また、このランドセルと同じ製造所製のアルミ製筆箱も同時に販売していました。
 アルミ製ランドセルは、丈夫であることを販売の売り文句としていたので、この地域では非常に人気が高く、たくさん販売されました。また、革製ランドセルもいっしょに販売していましたが、値段の関係もあって、売れ行きはよくなかったという話も残っています。
 しかし、アルミ製ランドセルも昭和23(1948)年以降は、材料が入手できなくなったため、革や布製のランドセルへと代わっていきます。昭和24(1949)年以降になると、ほとんど販売されなくなりました。奥川文具店は、商品を関東方面から仕入れていたことから、ランドセルも同様の経路で仕入れていたとおもわれますが、製造元や販売問屋については伝わっていません。
 ランドセルは、総重量が570グラムで、全体にグリーンの塗料が塗られています。本体部分は、厚さ約1ミリ程度の6枚のアルミ板を組み合わせ、鋲で等間隔にとめています。この鋲もカバンのデザインの一つとなっているようです。肩ひもは薄黄色染めで、幅3センチ程度の厚手平織りの布製です。カバンの内部は鋲を打ったままの状態です。(FW)

ランドセル(前)ランドセル(後)
こども1 こども2 

 「大正少年双六 時計図入」の中に描かれている子どもたち。
 左は、尋常小学校(現在の小学校)に通う子ども。
 右は、私立の学校に通う子どものようです。
 この絵では、どちらも肩からかけるカバンを使っています。

 


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