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那智黒石

那智黒石
那智黒石
登録番号

 Ro 0244

資料名  那智黒石
岩石名  黒色頁岩
分 類  堆積岩
産 地  熊野市神川町神ノ上
地質区分  熊野層群大沼層
 (新第三紀前期中新世 約1,500万年前)
(参考)試金石
(参考) 試金石
解 説

 細粒の砕屑物からできている泥岩で、黒色不透明の微粒な有機物粒子が散在しています。長石片のような砕屑粒子の方向は、ほぼ層理方向にそろっていて、有機物片も同様な配列になっています。このような組織のために、岩石は弱いへき開を持っています。新第三紀の泥質堆積岩としては、例外的な緻密さを持っています。
 那智黒石は、神川町神ノ上集落から大河原集落にいたる東西約4kmに分布していて、硯のほかに、碁石の黒石や試金石、文鎮、装飾用の置き石など、古来から現在にいたるまで、さまざまな用途に使われています。 (T)

※砕屑物
 岩石が風化や浸食、運搬されてできた岩石や鉱物の粒の集まりのこと。
※へき開
 一定の面にそって割れたり、割れやすい性質のこと。
※試金石

 金の純度を測定するときに使う石のこと。

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