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ごあいさつ

今年の「三重のこどもたち展」は、「はっしん! 今…わたし」と、これまでのテーマを新しくして開催しました。現代の社会は、溢れるばかりの雑多な情報、揺れ動く価値観など、子どもたちを取り巻く環境は、必ずしも充分であるとはいえません。そうした中で子どもたちは自らをみつめ、また自分たちを取り巻く世界を正しくみつめ、問い直すことが必要です。この展覧会は、そうした子どもたちの思いを伝えるメッセージ、感動を発信する場となることを期待しています。

今回はテーマが一新されました。これまで、同じテーマで長い間続けられたこともあって、ややマンネリ気味である、あるいはテーマと実際とのずれなどが指摘されていました。そのため、三重の子どもたち展委員会の方々によって真剣な討議が重ねられ、21回目となる今回を機に、新しいテーマ設定のもとでのスタートということになりました。

〈教育の現場から〉 教育の現場では、子どもたちの可能性を広げようと、いろいろな取り組みがなされています。ここでは保育園、幼稚園から中学校までの子どもたちが、それぞれの教育活動の中で制作したさまざまな作品が展示されました。ひとつのテーマのもと、個性豊かな作品が並んでいるもの、数多くの子どもたちが協力して大きなひとつの作品を作り出したものなど、エネルギーに満ち溢れた作品や、子どもたちの感動が伝わってくる
作品が展示されていました。

〈テーマ展示〉 今回新しく試みられた展示です。「光と影」に焦点をあてた作品を、一同に集めて展示してありました。光と影は表現の重要なひとつですが、ここでもそれぞれ工夫をこらした個性的な展示がされていました。

〈松阪ワークショップの紹介〉 昨年夏、松阪市で開催されたワークショップ「チューショー絵画に挑戦!の巻」で制作された作品の展示です。さまざまな色画用紙を思い思いの形に切って組み合わせ、台紙に貼った作品です。みんな楽しんで制作した様子が伝わってきました。

その他、会期中、「美術館わくわく探検ツアー」、「創作広場」などが開かれ、「三重のこどもたち展」はいっそう内容豊かなものになったと思います。

最後になりましたが、本展開催にあたり、数多くの方々の熱心なご協力をいただきました。厚くお礼申し上げます。

三重県立美術館長  白 石 和 己

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