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ひる・とおく

 第2回「三重の子どもたち展」の開催準備がぼつぼつはじまっている。昨年、会場は親子づれで大賑わいであった。特に幼児、小学校低学年のコーナーの熱気に文化と教育の原点をかいまみる思いであった。子どもたちの創る営みが子どもたちにかけがえのない主体性を育て、創造的な英知を獲得させ得るとしたら、それは本当にすばらしいことだ。

 

 「未来社会にはばたき得る人間づくり」の拠点として「三重の子どもたち展」が地域に根づき、発展していってくれることを願っている。

 

 整理、分類、記憶にむいた頭脳が圧倒的優位を占める現代社会の趨勢のなかで−その偏りを反省し総合的に未来の社会や文化のヴィジョンを希求し、それを実現させていこうという姿勢もまた強まってきている。その一つが「芸術文化の振興」であり、「感性的真実を求める人間教育の復活」であるといえよう。

 

 海の向こうでも「パリ市大改造計画」が進められていると聞く。「美術」「音楽」「スポーツ」「科学技術」「歴史」の五つを柱として、『人間復権』を目指す壮大な企てだという。

 

 私たちの美術館も、世界文化の大きな流れのなかで、とるべき方向をしっかりと見定めて、せかず急がず着実に歩をすすめていきたいものだ。

 

(岡田久春・普及課長)

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