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【展覧会予告】

子ども美術館 パート3
これ、何なんなん?
〜へんてこな世界へようこそ!?〜

(7/25(土)−8/30(日))

田中善明〈学芸員〉

夏休み、子ビもたちに美術作品をわかりやすく鑑賞する機会をもってもらおうと企画したこの展覧会も今回で3回目となります。昨年はきつねのキャラクターを登場させ、作品を前にしたきつねの反応を追いながら、数ある鑑賞方法のなかのいくつかを楽しんでいけるように仕掛けをしました。そして、今回はなんと(?)たぬきも登場させます。なぜ、きつねとたぬきがキャラクターになったのかといいますと、どちらも美術館を訪れたことのある動物だからです。もちろん彼らは作品を鑑賞するためではなく、餌を探しにきているのですが…。このキャラクターきつねの性格はちょっとまじめで心配性、一方のたぬきは楽天家で、彼らの漫才ともとれる話のやりとりが「よくわからんな」と思われる美術館の収蔵作品を次々と解決したり迷宮入りさせたりします。

とかく、知識がないと作品は理解できないと思われがちですが、わかること以上に作者はじっくりと作品を見てもらい、自由に想像してもらいたいと願っていると思います。そして見る側の私たちは、たとえその作品がわからなくても、日頃見たこともないへんてこなかたちや作者の感性を純粋に楽しめばいいのではないかと思います。

子どもたちは大人以上に鋭い感性をもっていますから展覧会を企画する学芸員にとってもまさに真剣勝負です。この展覧会では、至れり尽くせりの解説をあえてしないで、あくまでも鑑賞する子どもたち(大人も含めて)が自発的にいろんな疑問点を見つけて、作品に対する興味を引き出せるように仕立てようとしています。また、普段の展覧会とは違う、くだけた雰囲気をだすために、手作りによるディスプレイの準備もすすめています。

是非、ご家族連れで、あるいは「かわいい子には旅をさせろ」ではないですが、ひとりで美術館まで冒険させてみてください(小・中学生は無料やけど交通費は忘れたらあかんに)。

友の会だより no.48, 1998.7.23

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