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三重県総合博物館 > 新県立博物館整備 > 3方向・7項目 > 平成23年度第1回経営向上懇話会

平成23年度 第1回新三重県立博物館(仮称)経営向上懇話会の結果概要

1. 日時:平成23年10月25日(火)10:00~12:00

2. 場所:三重県総合文化センター 文化会館2階 大会議室

3. 議題:
(1)経営向上懇話会の設置について
(2)新県立博物館整備の進捗状況について
(3)整備にあたっての「3つの方向性」と「7つの項目」について
(4)意見交換
  ・ 企業、団体、NPO等、民間との連携の進め方について
  ・ 広報戦略の考え方について
  ・ その他

4. 出席委員:
齋藤彰一氏  四日市商工会議所 会頭
田部眞樹子氏 三重県子どもNPOサポートセンター 理事長
土岐正紀氏  中日新聞社三重総局 局長
中村忠明氏  パラミタミュージアム 事務局長
西岡慶子氏  株式会社光機械製作所 代表取締役社長
山下治子氏  株式会社アム・プロモーション ミュゼ 編集長
山田康彦氏  三重大学教育学部 教授

5. 配付資料
資料1-1 新三重県立博物館(仮称)経営向上懇話会の設置について
資料1-2 新三重県立博物館(仮称)経営向上懇話会 設置要綱(案)
資料2   新県立博物館整備スケジュール
資料3-1 新県立博物館の整備と「7項目」「3方向」について
資料3-2 新県立博物館整備にかかる7項目取組方針
資料3-3 7項目取組工程表(平成23~25年度)
資料4     新県立博物館の活動と運営に係る民間企業・団体等との連携について(案)
資料5   新県立博物館に係る広報戦略の考え方について(案)
参考資料1新県立博物館について~検証結果~
参考資料2新県立博物館について~知事説明~

6. 委員からの主なご意見(要約)
(事業計画、収支計画について)
・ 基本のコンセプトがしっかりとしていることが成功の鍵であり、平成25年度に事業計画を立てていては遅いのではないか。広報にしてもこうしたベースを固めた上で行うべき。
・ 収支計画についても、開館前年(平成25年度)ではなく、もう1年早く詰めておく必要がある。
・ 三重県の文化施設全体で一つの基金を設けるなど、思い切った取組が必要。

(運営体制について)
・ 運営するための組織をどうするが重要なポイント。その上で、予算、資金の使途、企画を決めていくことになる。職員についても、営業力の強化が必要。
・ 博物館の職員が多様な仕事をしなければならないのは大変であり、外部に任せられるところは任せてはどうか。
・ 管理面について、総合文化センター及び美術館との一体的な運営を検討してはどうか。

(展示や各種活動について)
・ 昔のものの収集だけでなく、三重の未来像を模型で示すなど、未来への希望を与える内容にしてはどうか。
・ 子どもたちにとって、記念になるような取組が必要。子どもにとっての思い出となり、三重に対してふるさと意識を持てるような取組をしてほしい。
・ 県外から三重県の印象は「神宮」である。三重県の風土、文化を考えるときに抜くことができない要素であり、もっと前面に出してよいのではないか。

(企業、団体、NPO等、民間との連携について)
・ 写真美術館(東京都)では、館長主導のもと専門スタッフが営業を行い、100社以上が協賛会員となっている。集めた資金で資料を購入して企画展を行い、専門スタッフの給料も、集めた資金から捻出している。
・ 猪熊弦一郎現代美術館(香川県丸亀市)では、地元中小企業との連携という観点で、企業からいただいた寄付金が一定金額集まった日を「コーポレート・デー」と定め、この日に来館された方全員を無料としている。
・ 企業や地域とのつながりという点では、博物館で企業に関する展示をしないかと呼びかけ、博物館がこれをコーディネートしていくことも必要。
・ 市町や民間の美術館・博物館との連携を図ってはどうか。新博物館に行けば他館の情報が入るような、いわば県内博物館の「ハブ」としての機能を果たしてはどうか。

(広報について)
・ 広報に関するトータルプラン(時期、手法、重点とすべき点)が必要。
・ 3年後、5年後の展示までPRして、博物館に行ってみたいと思わせる打ち出しや、観光ルートに必ず組み入れてもらうような取組が必要。
・ 開館(平成26年)前後には、三重を売り込める様々な出来事があるので、これらについて関係者がプロジェクトチームを組んで横断的・戦略的に進めるべき。
・ 博物館自体の愛称を決めてはどうか。
・ ミエゾウをモチーフにしたキャラクターを募集して、受賞した作品をつくった子どもにオープニングの日に来てもらってはどうか。
・ 建物が完成するまでは宣伝してもあまり効果は上がらない。まずは組織や体制といった内部を固め、開館間近に大々的に広報した方がよいのではないか。
・ 現在、津駅構内の看板は建物のイラストとなっている。展示だけでなく様々な活動をメインとした博物館であるならば、建物のイラストを止めて、期待感を抱かせる内容に代えた方がよい。
・ 多額の広報費が見込めないのであれば、現博物館で活動する「サポートスタッフ」の口コミで広げていくという戦略も考えられる。

 

 

第1回懇話会風景・その1 第1回懇話会風景・その2
写真・懇話会風景  
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