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三重県総合博物館 > MieMuについて > MieMuについて

館長からのメッセージ

大野 照文 館長
 当館は、平成30年4月19日に開館5年目を迎え、「MieMu(みえむ)」という愛称も徐々に定着しつつあります。このことは、ひとえに多くの皆様に来館していただけたおかげとスタッフ一同感謝いたしますとともに、喜んでおります。
 これまで、さまざまなテーマから三重を紹介する展覧会を開催し、みなさまに「三重がもつの多様性の力」をお伝えできるよう努めてまいりました。
 さらに、三重大学および地域の方々と行っている共同研究の成果を地元・志摩市で展示いたしました。くわえて、京都大学、尾鷲市教育委員会との共同で尾鷲市立中央公民館におけるお子さん向けの科学教室を開催するなど、学芸員が地元にお伺いしての活動も様々行いました。当館との連携組織「ミュージアムパートナー」との事業など、博物館と地域のみなさんとの活動も着実に広まってきています。
 当館では、三重はもちろん全国でご活躍されている多くの企業・団体様よりご支援をいただいています。特にコーポレーション・デーでは、御支援によって基本展示の入場料が終日無料となるだけでなく、その日に企業のスタッフと館のスタッフが協力してさまざまなイベントを開催しており、日本では他に類例のないコラボとして注目され始めています。
 これら特色ある活動を通じて、当館は、これまで触れ合うことのなかったさまざまな人々の集うプラットフォームの役割を果たし始めています。そして、ここでの出会いがきっかけとなり、斬新なアイデアが生まれ、やがて三重県の未来の創成につながることが大いに期待できます。
 しかし、このプラットフォームは多くの人たちが一度にその上に乗って激しく活動してもしっかり支え切れる強靭さを求められます。その支えとは、当館に課せられた以下の3つの基本的なミッションであり、それらを堅実に行ってゆく必要があります。

一、三重を中心に一級の標本資料、公文書を一堂に集め、大切に保存継承すること、
二、調査研究を通じて三重の豊かな自然、歴史、文化のすばらしさを究めること、
三、三重のすばらしさを県民のみなさまと共有するとともに、広く全国に、そして全世界に発信すること。


 これらのミッションは、地名をおきかえれば、全国の地方博物館に当てはまることです。しかし、目先の成果を求めてこれらのミッションをおろそかにしている例も県外においては見受けられるようです。拙速な施策によって県民の皆さんの期待に応えられていない、これら先例の轍を三重県が踏むわけにはまいりません。
 そこで、当館では、これらミッションの重要性を従来にも増して県当局にしっかりと訴えてゆきます。同時に、これらミッションをさらに推し進めるためのノウハウの収集と、県内外の関連機関との連携強化を目的に、今年度三重県庁との人事交流および、福井県立恐竜博物館へのスタッフの派遣を断行いたしました。
 このようにして、当館のスタッフは一丸となってアクティブに活動し、三重県の「明日を生み出す」ための努力をこれからも真剣に行ってまいります。皆様のこれまでにも増しての温かいご支援とご鞭撻をお願い申し上げます。
 
三重県総合博物館 館長 大野照文
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