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三重県総合博物館 > コレクション > スタッフのおすすめ > サルタサウルス( Saltasaurus sp.)

サルタサウルス(Saltasaurus sp.

資料名

 和名 サルタサウルス 左大腿骨化石(実物)

 学名 Saltasaurus sp.

登録番号  Fo1467
分 類  は虫綱 竜盤目
 竜脚形亜目 ティタノサウルス科
寸 法  146×41×20cm
時 代  中生代 白亜紀後期 産 地  アルゼンチン パタゴニア
解 説

 

今回ご紹介する資料は、アルゼンチン、パタゴニアで発掘されたサルタサウルスの左大腿骨実物化石です。サルタサウルスは、長い首と細長いムチのような尾をもつ竜脚類のティタノサウルス科に属する四足歩行の植物食恐竜です。

サルタサウルス(意味は「サルタのトカゲ」)の名称は、アルゼンチン北西部、サルタ地方で発見されたところから命名されました。背中とわき腹が、皮膚が変化してできた大小の硬い骨質の板や鋲(びょう)で覆われていて、武装した竜脚類として記載された(1980年)初めてのものです。

科名となっているティタノサウルスTitanosaurus(意味は「巨大なトカゲ」)は、ギリシャ神話に登場する巨人タイタン(Titan)から名づけられています。その名の通り、このなかまには全長約40mと推定される巨大なアルゼンチノサウルスなどもいます。このサルタサウルスは、全長が12mぐらいでティタノサウルス科の中では中〜小型の恐竜です。

三重で発掘されたトバリュウも同じティタノサウルス類と考えられています。このサルタサウルスとトバリュウの大腿骨および全長を比較すると、サルタサウルスの大腿骨は、長さ146cm、幅41cm、全長約12m。一方、トバリュウのものは、推定される長さが140cm(現存長は128cmであるが両端の欠損部分を復元した長さ)、幅45cm、全長16〜18m。サルタサウルスはトバリュウに比べて、後肢が長くて細い、ややスマートな恐竜だったようです。

ティタノサウルス科の恐竜は、南北アメリカやアフリカ、ヨーロッパ、インド、東南アジア、東アジアなどで化石が見つかっています。アルゼンチノサウルスのように巨大化したり、サルタサウルスのように体を守る装甲を持つものなど、環境にうまく適応して姿・形を変えることができたため、地球上の広い範囲に分布できたようです。 

左大腿骨化石(実物)
大腿骨の関節部 関節部の拡大
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