地蔵大マツ

じぞうおおまつ


地蔵大マツ

指定区分

指定種別

天然記念物

指定・登録日

市町

鈴鹿市

所在地

鈴鹿市南玉垣町5536-1番地

所有者

西玉垣町自治会

員数

-

構造

-

年代

-
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関連資料

概要

地蔵大マツは、針葉、冬芽の鱗片の色、樹皮等の性質から、純粋なクロマツではなく、アカマツとの間種であるアイグロマツであると推定される。樹体の北東側と南西側とでは、針葉、冬芽の鱗片の色、樹皮等の性質が若干異なるので、寄植えした個体が癒合した可能性が高い。胸高近くの幹周囲長は、約6.7m、樹高は約16m。樹齢は200年程度のものと考えられる。
言い伝えによると、このマツの名の起源となった地蔵菩薩の石仏が、享保17(1732)年、大干ばつ時に湧水堀工事の際に出土し、享和2(1802)年に地蔵堂を建てて祀ったという。
現在の「大マツ」は、この伝承とも一致し、その頃に植栽されたものかもしれない。樹容に風格があり郷土の名木として地域の人々に親しまれている。

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