真盛廟

しんせいびょう


真盛廟

指定区分

指定種別

史跡

指定・登録日

市町

伊賀市

所在地

伊賀市長田1931番地

所有者

西蓮寺

員数

-

構造

-

年代

-
関係サイト
関連資料

概要

 西蓮寺は真盛上人入寂の地で、真盛廟は東面する本堂に並んで北脇にある。高い石積みの土壇上に方八尺の廟堂を建て、堂内中央に石造五輪塔を置く。
 廟堂は方一間、入母屋造、妻入、正面軒唐破風付、桧皮葺で、棟札により元禄11(1698)年に再建されたものであることがわかる。五輪塔は花崗岩製で台石、反花座上に立ち、全高1.52mで地輪正面の梵字下に「真盛上人」、両脇に「明應四天乙卯」「二月晦日」の銘を刻む。
 真盛上人は三重県に由縁の深い人で、歴史上にも大きな足跡を残した。その廟堂は禅宗様と和様を混合する近世建築の典型であり、技法上も優れて各部の保存は良い。比較的大型の覆堂によって墓所の形式は整いその価値は高い。

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