真盛上人誕生地

しんせいしょうにんたんじょうち


真盛上人誕生地

指定区分

指定種別

史跡

指定・登録日

市町

津市

所在地

津市一志町大仰

所有者

誕生寺

員数

-

構造

-

年代

-
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関連資料

概要

 天台真盛宗の開祖・真盛の生誕地とされる地で,真盛上人逝去の時(1495)年に、小倭(白山町)の成願寺の住職によって生誕の館跡に華香寺という寺が建てられたという。その寺は明治初期に廃絶するが、暫く後に誕生寺として再興されたという。地内には真盛誕生時の産湯をとったとされる井戸に井戸館が建てられており、天保12(1841)年に西来寺の真阿上人と神戸村の井田理左衛門らによって建立された顕彰碑が立つ。
 当寺が真盛上人誕生地として公に流布されるようになったのは江戸時代も後半期であることが判り、顕彰思想高揚の時代的背景を考えるうえでも興味深い。

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