寺音寺古墳

じおんじこふん


寺音寺古墳

指定区分

指定種別

史跡

指定・登録日

市町

伊賀市

所在地

伊賀市炊村字滝ノ鼻

所有者

個人

員数

-

構造

-

年代

-
関係サイト
関連資料

概要

 大山田盆地の中央部に位置する前方後円墳で、墳丘長約60m、後円部径及び前方部幅約40mで、幅約20mの周湟がめぐり、景観はきわめて良好である。
 規模も大山田盆地最大で、伊賀地方でも大規模クラスである。現況は水田、畑で、前方部は均平に開墾され、後円部も中央以外は削平され畑となっているが、墳丘の基底部は構築当時のものと思われる。周湟も埋まって水田となっているが、その輪郭は畦畔によく保存されている。明治後期頃に主体部が盗掘され、主体部には石積みがあり、馬具、甲、鉄器等が出土したという。墳丘からは埴輪片も採集され、5世紀中頃の築造と考えられている。

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