孝女登勢墓

こうじょとせはか


孝女登勢墓

指定区分

指定種別

史跡

指定・登録日

市町

津市

所在地

津市安濃町連部162番地

所有者

個人

員数

-

構造

-

年代

-
関係サイト
関連資料

概要

 連部部落の南東、登勢の玄孫にあたる個人の宅地内にある。
 墓域は約5坪で中央にある墓石は高さ90cmの三角錘を呈する自然石で、中央縦に長楕円形の凹刻面を作り、「孝女登勢墓」と刻まれ、東面には「天保十一(1840)季庚子七月十三日」と刻まれている。登勢は天明8(1788)年員弁郡阿下喜村に生まれ、寛政5(1793)年連部村へ養女としてきたが、養父母は病弱であり、奉公のかたわら孝養を尽くした。文化5(1808)年に藩主藤堂高兌から、翌年には藩の有志から、文政3(1820)年には代官所からとしばしば恩賞を受けた。登勢は天保11年に53才で病没し、翌12年に郡奉行により現在の墓が建てられた。

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