松坂城跡
まつさかじょうあと
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指定区分 |
県 |
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指定種別 |
史跡 |
指定・登録日 |
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市町 |
松阪市 |
所在地 |
松阪市殿町 |
所有者 |
松阪市 |
員数 |
- |
構造 |
- |
年代 |
安土桃山時代 |
関係サイト | |
関連資料 |
概要 |
松坂城跡は、現在の松阪市街地の標高38m程の独立丘陵に立地する城跡である。天正16年(1588)頃に豊臣秀吉の家臣蒲生氏郷(がもううじさと)が、それまでの居城であった松ヶ島城から、移すかたちで築城を開始し、その後も服部一忠、古田重勝などの豊臣大名が城主となって造営を続けたとされる。 城の最上部にある天守台には、自然石積の古風の石垣が築かれており、天正7年(1579)銘がある瓦、金箔瓦や礎石建物が確認されるなど、織豊期の城郭によく見られる特色を備えている。 江戸時代に入り和歌山藩領になると、松坂城には城代が配され、城内には和歌山藩主の宿泊施設などが設けた。 このように、松坂城跡は豊臣政権が造営した城として、また江戸時代における和歌山藩の伊勢国での統治の拠点として、我が国の歴史において重要な位置を占めている重要な城郭である。 |
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