暑かった大垣から涼を求めて高山へやってきた。昨年の暮らしと家具の祭典で出合った椅子のすわり心地が忘れられず、懐かしさもあって再び訪れたのじゃ。
会場の飛騨・世界生活文化センターは丘の上にあって見晴らしも良い。今日は心地よい風も吹いておって、インスピレーションを得るには良いところじゃ。
センター内には「飛騨國子ども木工館」があり、地元の小中学生の木工作品が展示されておる。どれも細かい部分までていねいに仕上げられており、子どもの作品とはおもえぬほどの出来栄えじゃ。地域をあげて飛騨工芸の後継者育成に力を入れておるのじゃろう。
さて、せっかくやってきたのだから三重と俳句のPRもせねば。というわけで、今回も会場に来られた方々に俳句づくりを勧めた。みなさんに三重の海の幸を味わってもらおうと、投句していただいた方には、伊勢志摩産のひじきやあおさをプレゼントした。高山では古くから長ひじきを食べる習慣があるそうじゃ。あおさは初めてという方も多くて興味津々じゃった。
さらに、会場で投句していただいた方を対象に、三重ブランド認定品の松阪牛、伊勢えび、伊勢茶をプレゼントする抽選会を行った。昨晩わしが食べた飛騨牛は実にうまかった。今度は飛騨の方に飛騨牛vs松阪牛で食べくらべをしていただこう。
さて、次は福井か。昨年は鯖江で老眼鏡を新調できてよかった。今年はどんな掘り出し物に出会えるか楽しみじゃ。
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