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令和07年09月26日

巡ろう!三重の文化観光万博サード熊野古道
巡ろう!三重の文化観光万博サード熊野古道

熊野参詣道(熊野古道)参詣道

 大阪・関西万博の関西パビリオン三重県ブースでは、5月10日から28日まで特別展示「イマ―シブ 熊野古道 ~二大聖地を結ぶ絶景の道を歩く~」を開催しました。熊野参詣道(熊野古道)伊勢路とは何かを紹介していきます。


 

斎王の様子

斎王の様子


 「世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」熊野参詣道(熊野古道)伊勢路は、伊勢から熊野を目指す巡礼路です。その道には、西国三十三所観音霊場 を目指した巡礼者とそれを支えた地域の人々の想いが詰まっています。
 

斎宮跡

       

花の窟1


 お伊勢参りの参宮客の中には、伊勢神宮への参拝やその後の遊覧など華やかな伊勢滞在のあと、熊野三山を経て、西国巡礼へ向かう旅人がいました。しかし、熊野への道は険しい山々を越えていく辛く大変な旅でした。

展示室Ⅰ展示物

展示室Ⅰ展示物
 


 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」熊野参詣道伊勢路(熊野古道)は、お伊勢参りを終えた旅人が、宮川の柳の渡しを越え、巡礼装束、笈摺(おいずる)に着替えて、西国三十三所観音霊場を目指した道です。今も残る道を辿っていきましょう。(MieMu常設展より)

展示室Ⅱ展示物


 熊野参詣道伊勢路(熊野古道)を進むと、「巡礼道引観世音」の石柱のある「石佛庵」(玉城町)があります。石佛庵は、天保年間の書物に西国三十三所札所始まりの寺として紹介され、接待茶所が併設されていました。西国三十三所札所本尊を模した三十三体観音石仏があり、これは現在も遺されています。

映像展示室


 


 熊野参詣道伊勢路(熊野古道)を進み、多気町に入ると、最初の峠、女鬼峠にさしかかります。江戸時代の山道が遺り、熊野参詣道の雰囲気が感じられ、頂上からは紀伊半島の山々が眺められ、はるか向こうに今から向かう熊野があることが実感できます。
 


 


 熊野参詣道(熊野古道)は、多気町を経て、大台町の中心地、三瀬谷に近づきます。巡礼路は三瀬谷を通らず、手前の三瀬の渡しを経て三瀬坂峠を越えて滝原宮へ通じていました。三瀬の渡しは、『西国三十三所名所図会』に絵入りで紹介されるほど重要な舟渡でした。 (『西国三十三所名所図会』:国文学研究所所蔵)
 

展示室Ⅰ展示物

三瀬の渡し
 

 

 伊勢神宮の別宮「瀧原宮」(大紀町)も、熊野参詣道伊勢路をゆく巡礼者が立ち寄った場所でした。古代から続く神社で、伊勢神宮と深いつながりがあり、江戸時代には鳥居前に神宮寺があり、三十三体観音を祀る観音堂があって、西国巡礼ゆかりの場所となっていました。
 

瀧原宮


熊野参詣道(熊野古道)は、大紀町梅ケ谷で「ツヅラト峠」へ向かう道と「荷坂峠」へ向かう2つに分かれ、どちらの道を進んでも、峠で初めて熊野灘を見ることができます。江戸時代の巡礼者はほとんどが荷坂峠へ向かう道をとりました。



 












 
  熊野参詣道伊勢路(熊野古道)は、紀伊長島(紀北町)で海沿いにでます。紀伊長島からは、一石峠、三浦峠、始神峠、馬越峠を越えて尾鷲へ入ります。馬越峠へ向かう登り坂は両側にヒノキが生え、石畳が続く、「熊野古道」らしい雰囲気が続きます。 

山から海が見える

石畳1


熊野参詣道(熊野古道)の馬越峠を越えると尾鷲です。尾鷲は、『西国三十三所名所図会』に「旅籠屋煮売屋なんどさわにありて近隣に並びなき繁華なり」とあり、今でも賑やかな町です。しばし旅の疲れをいやし、美味しい海鮮料理を楽しむのも一興です。
(『西国三十三所名所図会』:国文学研究所所蔵)
 

尾鷲の賑わい

海鮮丼

 
熊野参詣道伊勢路(熊野古道)は、尾鷲を抜けると、巡礼者が西国一の難所と恐れていた八鬼峠に向かいます。峠に近い45丁目には、八鬼山日輪寺荒神堂が今もあり、往時は茶店も併設されていて、旅人はここでしばらく休息をしてから、峠越えをしていきました。(『西国三十三所名所図会』:国文学研究所所蔵)

西国 八鬼峠

八鬼峠


熊野参詣道(熊野古道)の八鬼山を越え、三木里・新鹿・波田須などの集落を抜け、伊勢から熊野までの道中で最後の峠越えとなる松本峠への坂道に差し掛かります。峠には地蔵と茶店跡があり、東屋からは弓なりの七里御浜の絶景が広がります。  

大きい地蔵

斎王の森案内板


 松本峠を越えると現在の熊野市の中心地、木本の町に至ります。振り向くと鬼ケ城の奇岩が見えます。鬼ケ城は、志摩半島から続くリアス式海岸の最南端で、昭和10(1935)年に国の天然記念物に指定されました。  

鬼ケ城 看板

鬼が城

 


 今もなお、伝統的な街並みが残る木本の町を過ぎると、熊野参詣道伊勢路(熊野古道)は、太平洋沿岸の七里御浜という浜へと抜けます。ここで、浜に突き出した獅子巌が現れます。国の天然記念物で世界遺産です。  

獅子岩

 

獅子岩看板


熊野参詣道伊勢路(熊野古道)は、獅子巌から七里御浜に沿って進んでいきます。しばらくすると、右手に岩山が現れます。ここが現在の花の窟神社。岩壁そのものがご神体とされ、日本書紀のいうイザナミノミコトの葬地ともいわれます。

花の窟2
 

花の窟看板

 

 熊野参詣道伊勢路(熊野古道)の旅路は、長く険しい山々を越える巡礼路でした。しかし、変化に富んだ風景に彩られ、手厚い人々のもてなしに、巡礼者は心癒されていたのです。そしてこの道は、今も往時と変わらず、旅する我々に限りない感動を与えてくれるのです。

石畳3

山と人


 熊野参詣道伊勢路(熊野古道)のことを学ぶ施設として、尾鷲市にある三重県立熊野古道センターがあります。熊野参詣道そして周辺の地域、自然、歴史文化をより深く理解できるガイダンス施設です。体験学習、熊野参詣道の歴史や文化講座・講演会や企画展なども開催しています。
 

古道センター1

古道センター2

 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 環境生活部 文化振興課 拠点連携班 〒514-8570 
津市広明町13番地
電話番号:059-224-2233 
ファクス番号:059-224-2408 
メールアドレス:bunka@pref.mie.lg.jp

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