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丹生神社(多気郡丹生村)


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 丹生村(現勢和村)は、字のとおり丹砂(水銀)を産出する所として古くから知られ、平安時代の法典『延喜式』神名帳には、「飯高郡九座」のうちとして「丹生神社」・「丹生中神社」が掲げられている。ちなみに、丹生村は、明治10年(1877)7月30日付け内務省布達で鍬形村(現多気町)とともに多気郡に「組換」られるまで飯高郡に属していた。『三重県案内』によれば、丹生神社には「境内社十六社を有し」と記しているが、さらに、同書発行の翌41年には村内各地の32社が丹生神社境内にある丹生中神社に合祀された(『三重県神職管理所公報』第308号)。これらは「境内社十六社」とは別で(『勢和村史』通史編)、多くの神々が丹生神社に集合したわけである。なお、丹生神社の隣には神宮寺(丹生大師)があり、参詣者も多く、特に旧3月と8月の大会式のときは参宮鉄道会社が相可駅までの三割引往復乗車券を発行したという(『三重県案内』)。

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