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鵜殿貯木場(南牟婁郡鵜殿村)


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 鵜殿村は古くから紀州木材の集荷場であったが、貯木の設備がなく、大水のたびに原木を流失してしまうことが多かった。そこで、貯木場を「鵜殿村民奈良県吉野郡十津川郷及同郡北山郷の惣代等と謀りて築造」(『三重県案内』)し、明治24年(1891)4月に竣工した。熊野川流域における貯木場の嚆矢をなすもので、その後、30年には芳南木材株式会社と貯木場一角の無償専用契約も締結し、37年には十津川村などとの共同経営が鵜殿村単独となった。さらに、この頃から貯木場が狭くなり、木材会社との協定を結び拡充工事も行われ、昭和45年(1970)に鵜殿港が構築されるまで鵜殿の木材業を支えてきた(『鵜殿村史』通史編)。

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