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粥見村茶園(飯南郡粥見村)


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 三重県製茶業組合模範園と同様、三重県茶業組合聯合会議所が飯南郡粥見村(現飯南町)に設けた模範園。明治39年(1906)度より実施し、茶業の改良発達を促すこととなり、『三重県案内』では「最も精良の茶を産するは飯南郡粥見村」と模範園の設置理由を述べている。また、その茶は同村の杉本伊八の製茶工場において加工されたが、この製茶工場は、毎年360人の職工を使用し、年間120貫の緑茶を製造していた。

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