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檜藤細工場(阿山郡玉滝村)


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 阿山郡玉滝村(現阿山町)は、日露戦争後の町村財政と生活習俗の改良を進める、いわゆる地方改良運動の「模範村」として明治44年(1911)2月に内務省から表彰され、全国に知られた村である。写真の檜藤細工については、それ以前から玉滝村農会が行っており、檜の削片を用いて織り敷物としたり、各種の日用品や玩具を作り、海外に輸出した。日露戦争の際には軍人遺族救護会との共同事業とし、遺族の救済や農家の副収入となった。なお、三重県勧業陳列館の「陳列品概要」によれば、「一名水口細工ト称シ阿山及名賀郡ニ於テ重ニ菓子入、手巾入れ等ヲ製ス、尚津市ニ於テ之レガ敷物ヲ製作シ海外二輸出ス」とあり(『三重県勧業陳列館年報』第2回)、かなりの範囲で檜藤細工が行われていた。

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