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東出絹織場(飯南郡神戸村大津)


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 飯南郡神戸村大津(現松阪市)にあった輸出用の羽二重(目の細かい絹織物)と紋織(紋を浮かして織った布地)の製造工場。明治29年(1896)5月東出忠吉の創設にかかり、『三重県案内』では「内外博覧会の有効賞牌を受けたること一再に止まらす」と、製品の精良さを紹介している。しかし、工場の規模はさほど大きなものでなく、職工数としては男子2人・女子22人が掲げられている(『明治37年三重県勧業年報』)。

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