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三重紡績株式会社津分工場(津市船頭町)


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 津では当時最大の赤レンガ工場。当初「伊勢中央紡績株式会社」として設立されたが、開業までに不況となり、明治30年(1897)三重紡績株式会社と合併し、三重紡績津分工場となった(『東洋紡績七十年史』等)。34年には織布部も開き、3、000名ほどの従業者がいたようで、作業の余暇には学科や裁縫等を習うことができ、従業者の療病のための施設も設けられていた。

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