『度会県各藩入会并支配地図東海道日永村・泊村』 2鋪
明治3年頃 27×99p、28×118p
四日市市の「日永の追分」は、東海道と伊勢参宮道の分岐点で、今も県指定史跡として保存が図られていますが、この図面は日永追分周辺の街道の支配関係を示したものです。神戸藩が作成したもののようで、津藩や和歌山藩、さらには度会県との入会地などの区分が描かれています。なお、度会府が度会県に改称され、北勢地方を管轄するのは明治2年8月以降のことで、同4年の廃藩置県までの間に本図面がつくられたものと思われます。
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