11月になって空気も澄み、紅葉の美しい季節となった。家に閉じこもっていてはもったいない。
というわけで、今回は俳句結社「菜の花会」の句会の様子を見せていただくことにした。
「菜の花会」は、四日市を中心に三重県内各地や愛知、岐阜でも句会を開催し、奈良や岡山にも勉強グループを持つ活動的な俳句結社じゃ。
句会の大まかな流れはこのようになっておる。
出句 各参加者が無記名で作品を提出
清記 提出句を清書
選句 提出句の中から各自が良い句を選出
披講 選ばれた句の読み上げ。作者は名乗る
講評 主宰によるコメントや句の添削
詳しい手順はこちらからご覧くだされ。
今日の句会では多くの参加者の票を集めた高得点者を発表しておった。
さらに、今回の句会に提出された作品の中から、最優秀句を主宰に選んでいただいた。
木の橋に木の音秋を惜しみけり
愛知県から参加された犬飼孝昌さんの句じゃ。
句会の進め方はグループによって様々。初心者も歓迎しておる。仲間と楽しく切磋琢磨すれば、上達間違いなしじゃ。
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