みえの文化団体詳細
地域 | 伊勢・志摩地域 |
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団体名 | 磯部楽打天晴倶楽部(いそべがくうちあっぱれくらぶ)
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プロフィール | 九鬼水軍の出陣太鼓とも言われる『磯部楽打(いそべがくうち)』の伝統を維持し、更に次の世代へ継承することを目的とし発足した小学生中心のグループ。 志摩市磯部町には、九鬼水軍の出陣太鼓とも伝えられ、400年を超える歴史と伝統を誇る『磯部楽打』があります。しかし、近年は伝承者の高齢化や少子化に伴い、この素晴らしい伝統の継承が課題となっています。 磯部楽打天晴倶楽部は、磯部のこの宝物を後世に継承していくために、2009年6月に発足しました。 『磯部楽打』は一般的な太鼓とは違い、大太鼓を地に据えて打つ、独創的な横打ちの太鼓です。腰を低く落とし太鼓の両側から力強く打つ姿には、荒々しく男性的な躍動美があり、また特徴ある間の取り方も芸術的な太鼓です。 |
記事 |
磯部楽打天晴倶楽部は、『磯部楽打』の継承者の確保と伝統あるこの太鼓を出来る限り忠実に継承していくことで、地域の誇りと元気を一層高めようと活動しています。 団体の発足以来、地元志摩市だけでなく、市外の多くの団体やグループ等とも交流・連携を深めてきました。地元以外の人にも太鼓を聴いてもらうことで、太鼓を打つ子ども達自身が、言葉では伝えきれない伝統の重みと、伝えていくことの大切さ、そして誇りを感じていることと思います。 今では志摩市内はもとより、市外のイベントに参加する機会も増えてきましたが、演奏する子ども達は、『磯部楽打』を知らない人達の前でも臆することなく、400年の伝統の継承者として、誇りと自信を持って毎回太鼓披露に挑んでいます。 九鬼水軍の出陣太鼓とも伝えられていますので、イベント等の演奏の際は、出陣太鼓らしさを感じて頂けるよう、大きく響く太鼓の音にほら貝の音色を組み合わせています。ほら貝は発足時から少しずつ増やしてきましたが、すべて手作りでその数は十数個になっています。今後は鉦や甲冑なども取り入れることで、演奏を聴いて頂く皆さんに九鬼水軍の勇ましさを感じて頂けたらと思います。 現在、倶楽部のメンバーは、小学生を中心にお母さん達も加わり、総勢25名で活動しています。練習においては、「どうして今の演奏はダメだったのか」「どうすれば良くなるか」と問いかけ、子ども達自身に考えさせることで、自ら考え行動できるような指導を心がけています。 日々の練習やイベントでの公演を積み重ねた結果、2014年9月には愛知県豊田市で開催された「太鼓祭inとよた 第四回西日本大会」に出演することができました。自分たちが継承しようとしている伝統の『磯部楽打』を県外の多くの方に聴いて頂けたこと、またその太鼓演奏が十分に全国に通用するレベルであると分かり、子どもたちの自信にもつながったと思います。 発足から6年が経ち、当時小学1年生だった子どもも小学6年生となりました。 小学生が中心のグループですが、中学生・高校生になったメンバーも一緒に練習を続けており、高校生になると師範代として指導にも当たります。 来年度(平成27年度)にはチームを一新する予定です。これからは、新しいメンバーも増やし、OBとなった中学生・高校生と共に日本一のチームを目指すとともに、地域の宝である『磯部楽打』の継承・発展にチーム一丸となって取り組んでいきます。 【主な年間のイベントスケジュール】 ・志摩ロードパーティ ・伊勢志摩ツーデーウオーク ・伊勢高柳の夜店 ・いそもんフェスタ ・賢祭 ・磯部神社例大祭 ・伊勢まつり ・「御食つ国・志摩」年末海族市 ・セント・パトリックス・デー・パレード伊勢 【練習】 練習場所:志摩市磯部生涯学習センター 練習日:月3回(第1・2・4日曜日)19時〜20時30分 ※イベント前は特別練習(水曜日)もあります 集合写真 練習風景(志摩市磯部生涯学習センターにて) |
問い合わせ先 | 代表:鎌田 八志呂(かまた やしろ) TEL:090-4856-4447 |
amg0824h@amigo.ne.jp | |
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取材機関 | 南勢志摩地域活性化局 |
登録日 | 平成26年11月27日 |