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みえの文化団体詳細

地域 中勢地域
団体名 榊原自然学校

無題
大幡さん

プロフィール  平成25年5月1日に榊原温泉「湯の瀬」の入り口に開校されました。
 会長(校長)の大幡貞夫さんを中心に6人のスタッフが活動しています。
 自然体験教室や、もの作り教室、郷土料理教室、榊原地区探究など、地域の自然や身近な文化を生かして、青少年の育成などに関わっていくだけでなく地元の大人も含めた地域の学びの拠点づくりをめざしています。
記事  久居稲葉方面から榊原への道を進むと榊原温泉「湯の瀬」が見えてきます。その入り口の道の前に「湯の里」の看板がある売店が建っています。現在は店での販売はもう行なっていませんが、入り口には「榊原自然学校」「ふれあいの館 榊原」と書かれた看板が見えます。
 中に入ると、地域の子どもたちや人々が自然素材を使って作った小物作品やアート作品が展示され、作業用のテーブルが中央に据えられています。
 学校をリードする大幡さんは、自治会長になり地域の青少年の育成に携わったとき、大杉谷にあるような自然学校を退職後は作りたいと考えたそうです。
 この思いを実現していくために、この地と場所を選び昨年から活動を始められました。

 地域の人々に協力を求めながら、「いも堀り、木こり体験などの自然体験」「竹細工、木工細工、森のクラフト、ストーンアート、ちりめん細工などのもの作り教室」、「こんにゃく、草もち、いばらまんじゅう作りなどの地元に伝わる郷土料理教室」など、地域の昔ながらの食文化や、自然環境を生かしたこの土地ならではのさまざまな企画を実施されています。地域に呼びかけていくなかで指導の協力仲間も広がってきたり、地域からの協力依頼も受けたりしながら、子どもから大人までが集まり体験や創作活動を学びながら楽しむようになってきたそうです。
 また、榊原城跡や貝石山、神社・寺院など地域の文化資産である史跡を地元のガイドさんとともに訪ね歩く「ノルディックウォーキング」などの取組も展開されています。

 大幡さんは、今後はグリーンツーリズムの推進、地元特産品の開発、榊原自然学校まつりの開催など津市の環境教育の場になることと、地域の活性化の拠点づくりになればという夢を、実に柔和な顔で語ってくださいました。
 これからも、地域の魅力を体感できるこのような取組を通して、人から人、人から地域へと活動の輪が広がり、様々な絆が繋がり深まっていくことを期待しています。
無題
木工教室
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いも堀り体験教室
問い合わせ先 住所 津市榊原町6067−1 
   榊原温泉「湯の瀬」入り口(旧湯の瀬売店)

電話・Fax 059−252−2505(榊原自然学校)
携帯     090−3481−6974(大幡)
e-mail ohata@ztv,ne,jp  (大幡) 
ホームページ http://www.ztv.ne.jp/ohata/profile1.html
取材機関 津地域防災総合事務所
登録日 平成26年9月18日

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