みえの文化団体詳細
地域 | 伊賀地域 |
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団体名 | 「伊賀・隠史(なばりし)サイエンス舎」・「夏見雅楽」会
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プロフィール | 代表者 富田 廣 氏 平成18年4月設立 会員数18名 古代地域史の謎を探索・解明するために発足 主に伊賀・名張地域の様々な史跡をたずねる勉強会、講演会(名張歴史読書会と合同)を月に1〜2回開催しており、最近は、他府県でも活動されています。 |
記事 |
「伊賀・隠史サイエンス舎」は、古代地域史の謎がある現地へ出掛けて勉強会や探索を行い、その謎を解明することを目的としています。 具体的には、7世紀初頭〜8世紀にかけて、畿内東限を「名墾(なばり)横河(よこがわ)」とされ飛鳥・藤原京の強固な防塞であったことや神仏の国家鎮護の拠点であったことの解明、国指定史跡 夏見廃寺の研究、壬申の乱ゆかりの地の探索の成果をまちづくりに活かす活動などを行っています。 平成24年度は、紀行作家の玉城妙子先生を講師に、「壬申の乱の道 、そして斎宮へ」と題して、日本書記に記述のある大海人皇子一行がたどった伊賀の史跡の探索等を行うイベントを企画し、40名の参加がありました。 また、名張の夏見廃寺展示館には、金堂を飾ったとされるせん仏があり、楽器を弾く人、獅子などが表されています。「夏見雅楽」会は、その楽器はどんな楽器か、材質は何かと疑問をもち、楽器を復元して、演奏したいという思いで立ち上げました。この会では、月に2回、公民館で笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)の練習を行っています。 平成25年2月には、名張のアドバンスコープADSホールにおいて、「斎宮へ 夏見廃寺建立1320年前年祭」を名張歴史読書会と合同で開催し、天理大学雅楽部により演奏と舞を披露していただくとともに、「夏見雅楽」会も「斑鳩雅楽会」との共演を行いました。 会員の皆さんがとても熱心であり、ぜひ多くの人に演奏を聞いていただきたいと思います。 ≪来年度の活動予定≫ 日時:平成25年5月19日(日)13時30分〜15時30分 場所:名張市武道交流館いきいき 講演:斎宮へ「王族・天皇家の水の祀り」 辰巳 和弘(元同志社大学教授) 伊賀・名張市サイエンス舎 玉城 妙子先生の説明 夏見雅楽会 楽器の展示 |
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iga.neth@asint.jp | |
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登録日 | 平成25年3月14日 |