みえの文化団体詳細
地域 | 伊賀地域 |
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団体名 | 伊賀・夢・街道づくり協議会
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プロフィール | 三重県の歴史街道構想にともない伊賀地域で歴史街道遺産の継承やPR、歴史街道の景観の保全、そして伊賀の文化の継承のため平成13年に結成されました。 住民、団体、行政などの多様な主体で取り組みを進めています。 |
記事 |
会長 中川甫さん(78)に、これまでの取り組みやメンバーのことなどを語っていただきましょう。 中川会長 「三重の文化団体のページをご覧いただきましたみなさま こんにちは。 私ども伊賀・夢・街道づくり協議会はただいまメンバー19人で活動している官民協働の組織です。民間メンバーは地元でも文化団体を結成し、歴史を学んだり文化財を研究したりといった活動をしている方々ばかりです。こんなメンバーで活動している伊賀・夢・街道づくり協議会ですから、これまで取り組んできた事業・イベントには特徴があります。街道のよさを知っていただく一番の方法は実際に街道を歩いていただくことだと思いますが、私どもは、ただ歩いていただくというウォークイベントではなく、語り部さんと一緒に歩いて街道の歴史や周囲の見どころを知っていただいたり、落語や講談で街道にまつわる話を聞いて楽しんでいただき、そして歩いていただく。という『文系ウォーク』です。 ただ、悩みもあり、メンバーが高齢化してきましてウォークも最近しんどいな・・・と(苦笑) また、イベントに参加してくださる方々もやはり中高年が圧倒的に多い。若い世代に街道の良さや地元伊賀の魅力を知ってほしいという切実な希望をもっています。 そこで今年度、初めての試みとしてイベントを高校生の協力のもと開催しました。『伊賀の戦国武将〜書と講談〜』と題したのですが、戦国武将ブームでしょう?地元の高校生が伊賀の藤堂高虎、藤堂高吉、筒井定次という三武将をイメージした書を創作してくれたんです。我々大人でも馴染みのない武将もいるのですが、ちゃんと詳しく武将を調べて創作してくれました。見事な作品ばかりで本当に感心しました。また、三武将にまつわる話を作家の中野順哉さんが講談に仕立て上方講談師の旭堂南青さんに披露してもらいました。 (写真) 高校生には書だけではなく、新聞部や放送部はプレスリリースから当日まで取材をしてくれました。高校生の斬新な切り口で綴られる新聞や放送が楽しみです。 いやぁ、若い力の大きさに感激しましたし、まだまだ我々の地元伊賀はこんな若者がいてくれるんだと頼もしく、安心しました。今後もこのような取り組みで、我々自身も活性化していかないとと考えています。 伊賀の街道は魅力いっぱいです。お宝写真満載のホームページもご覧ください。」 書 南青さん |
問い合わせ先 | 伊賀・夢・街道づくり協議会事務局 電話0595−24−8137 FAX0595−24−8010 |
gkenmin@pref.mie.jp | |
ホームページ | http://www.pref.mie.jp/GKENMIN/HP/iganokaidou/index.html |
取材機関 | 伊賀県民センター |
登録日 | 平成21年10月26日 |