みえの文化団体詳細
地域 | 伊勢・志摩地域 |
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団体名 | 伊勢郷土会
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プロフィール | 昭和44年設立、月例講座の開催、史跡めぐりの実施、会誌「伊勢郷土史草」の発行、郷土先賢の顕彰などの活動を行ない、現在会員は80人、年会費4000円。(会員には会誌伊勢郷土史草一部提供) |
記事 |
(設立経緯) 伊勢郷土会は、昭和44年10月10日、伊勢古文化同好会として、間宮忠夫、村田氏美(故人)、川北一夫(故人)、竹屋尚夫氏らの呼びかけによって発足し、昭和46年2月28日伊勢郷土会と改称、昭和48年1月に伊勢郷土史草創刊号を発行した。伊勢は、神宮鎮座の地として独特の自治組織で成り立ってきた土地柄で、他の地域とは、異なる点があり、特に、神宮、御師の活躍抜きには語れないまちである。伊勢に関する研究と、その成果を広く周知し、失われつつある歴史的遺産を記録として残し、伊勢の文化振興の一助になればと活動している。(平成19年度現在、伊勢郷土会会長・間宮忠夫) (これまでの主な活動) ○国際的な前衛詩人・北園克衛の詩碑建立(昭和55年) ○歌人・生方たつゑ歌碑建立(平成4年)。同副碑設置(平成14年) ○「山田惣絵図」復刻編集(昭和59年、伊勢文化会議所発行)。「宇治郷之図」復刻編集(平成9年、伊勢文化会議所発行)。「伊勢山田町之図」(昭和49年)復刻発行。「享保年中宮川以東神領之図」復刻発行(昭和50年)。「度会河内明細図」復刻発行(昭和54年)。「写真集伊勢・小俣・二見」(昭和61年、国書刊行会刊行)編集。「伊勢山田句碑集覧」復刻編集発行(平成17年) ○記念葉書発行「郷土先人遺墨集」(昭和63年発行)「郷土先人遺作集U」(平成10年発行) ○伊勢市役所広報ビデオ製作(史跡・文化財シリ−ズ)iTV放映。 (平成8年10月〜平成10年8月の18ケ月) ○伊勢市「広報いせ」毎月25日号表紙原稿作成(平成13・14年度22回) ○旧山田電話交換局舎の保存、市歴史資料館の建設、旧御師丸岡宗大夫邸保存に関する要望活動。 (例年の主な活動) (1)月例講座の開催 毎月1回一般公開で開催。そのうち年2回程度、市内の史跡や県内外の歴史的遺産の見学会を実施。 (2)伊勢郷土史草の発行 昭和46年に創刊、平成18年9月40号発行。500部発行、県内外の図書館、歴史研究機関などに頒布するほか、一般にも頒布。 (3)地域活動への参加・協力 伊勢市史編纂事業への協力、市主催史跡めぐりへの協力、歴史的遺産の保存運動。 (20年度の主な事業) 月例講座 4月「県内の磨崖仏を訪ねて」(浜口主一) 5月「平家の里遺跡探訪」 6月「宇治山田合戦」(石井昭郎) 7月「伊勢のまちづくり〜神都計画とは?」(阿形次基) 8月「藤波遺跡」(岡田登皇大教授 9月 未定(斎宮歴史博物館学芸員) 10月「東大寺・興福寺他」 11月「準・郷土の天然記念物」(岡与一) 1月「伝統工芸の沿革」(辻村修一) 2月「伊勢市史文化財編第8章建造物」(松月久和) 3月「伊勢志摩の自然と風物」ビデオ作品鑑賞(安田昇) 伊勢郷土史草 |
問い合わせ先 | (連絡先)伊勢郷土会常任幹事・浜口主一(TEL0596−39−0253) 〒516−1103 伊勢市津村町786−7 |
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登録日 | 平成19年10月3日 |