みえの文化団体詳細
地域 | 伊勢・志摩地域 |
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団体名 | 劇団伊勢青年劇場
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プロフィール | 1963年、伊勢市民劇場で活躍していた「だいこんくらぶ」と「怒涛の会」の2団体が合併し、団員16名で「劇団伊勢青年劇場」を立ち上げる。その後、年1回の自主公演を目標に、アトリエ公演や各種イベントへの参加をし、活動してきた。発足当時からの団員は現在2名になってしまったが、新加入等もあり現団員は20名である。題目を地元路線、全てオリジナルを目指して活動している。 |
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◆ つらかったこと 旗上げ2回目の自主公演の内容はさっぱりであった。歌舞伎か新劇か解らない中身ということであった。この時、徹底的なダメ−ジを受け「もうダメかな」とも思った。しかし、カ−テンコ−ルの時、お客さんより「これにめげずにがんばれ」という絶大な声援と拍手をもらい、奮い立つことができた。そして、地方や学校公演を重ねた。 また、1986年の第7回自主公演ではチケットが売れず、赤字を出し運転資金に困り、サラ金に走り急場をしのいだこともあった。スポンサ−を持たない劇団ゆえのことであった。 ◆ うれしかったこと 苦しい時が続いたが、1983年、児島秀樹氏(現在プロの脚本家として活躍)が自分の脚 本を伊勢青年劇場でやってほしいという申し出があり、第4回自主公演として取り組んだ。この時の公演は黒字決算に終わった。その後、第6回自主公演の脚本も書いてくれた。 1988年、伊勢市内の水路工事に半生を捧げた人をとりあげた小説の出版に出会い、これを第8回の自主公演として行い、ゆかりのある地元の方々と実行委員会を作り大成功のうちに終わった。また1991年の第10回自主公演は記念公演となりいろいろと思い出深い公演となった。この時から現在も女優人村朱美氏の特別指導を受けている。 1998年には、三重県文化奨励賞の受賞、また、題目の脚本を担当している団員4人のうち3人が三重県文学新人賞を受賞した。 毎回毎回の観客の拍手が一番ありがたい。また、チケットを売ってくれる人達が出てきたことと、物心両面からの支援者が増えてきたこと。今は軌道に乗り自主運営ができるようになった。 ◆ そして、今 団員の職業は、造園業、印刷屋、商売人、サラリ−マンなどで、自主公演等を行う時、期日をきめるのにも苦労するとのこと。毎週木曜日に皆で集まって練習や話し合いをしている。今は稽古場も確保でき、楽しくやることを心がけ、“ええころかげんはいかん”、“演劇をなめたらいかん”ということを確認しあいながら取り組んでいる。 また、モット−として何事をするにしても一人ではできない、皆の支えがあってからこそできると言うことを団員で共有し、感謝の気持ちを忘れず、チ−ムワ−クを大切にし普段より練習している。 2006年は、尾崎行雄を題目に憲政の神様のみえざるところ、知ざれる面、人と人とのきずななど、人としての生きざまを描いてみたいとのこと。 過去5年間の自主公演 いずれも伊勢市観光文化会館にて 第21回(2001年) 油屋おこん 第22回(2002年) 御木本幸吉 第23回(2003年) 月僊上人 第24回(2004年) おいない伊勢へ、芭蕉さん 第25回(2005年) 反骨の男、西村幸生 第25回公演を終えて2 第25回公演を終えて3 |
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登録日 | 平成18年1月6日 |