みえの文化びと詳細
地域 | 中勢地域 |
---|---|
名前 | 濱口 幸 (はまぐち みゆき)
|
プロフィール | ミュージックサロンAndante 主宰 日本太鼓財団三重県支部 副支部長 1990年 伊勢市立北浜中学校在職中に和太鼓と出会い、明和太鼓保存会に加入 1994年 三重まつり博にて(於:サンアリーナ)『千人太鼓』に参加 1998 年 長野オリンピック冬季大会期間中に善光寺にて開催された2000人太鼓に参加 同 年 北海道室蘭市で開催された「北響祭98 白鳥大橋千人太鼓」(当時ギネス認定)に参加 2001 年 大淀祇園祭250周年記念にお神輿が復活 その神輿囃子を作曲し中学生に指導 同 年 明和町に「業平夢太鼓(なりひらゆめだいこ)」(女性和太鼓チーム)を結成 2008 年 北海道洞爺湖サミット歓迎和太鼓合同演奏会「北響祭08」に参加 和太鼓プロ奏者 松村組・鼓童・祭り工房・大江戸助六太鼓・秩父屋台囃子などのワークショップや講習会に参加 公益財団法人日本太鼓財団1級技能検定員 及び 2級公認指導員の資格を取得 退職後、日本音楽療法学会に入会し、「ミュージックサロンAndante」を立ち上げ、福祉施設において楽器や太鼓を使った音楽療法にも力を入れている |
記事 |
●和太鼓との出会い● 音楽の教師として在職中、コーラスのイベント松阪音楽祭にて『村まつり』の曲に和太鼓を加えたことがきっかけで、「和太鼓も面白いな」と言ったそのひと言が、太鼓との出会いになりました。 それまで、太鼓は単にうるさいだけのものと思っていましたが、地元の和太鼓チームからお誘いを受け、“ドン!”と一発叩いたときのその衝撃が、まさに自分の人生を変える瞬間となりました。 ●これまでの活動● 太鼓の活動の中で、御諏訪太鼓の創始者であり和太鼓での複式複打の組太鼓を編み出した故小口大八(おぐち だいはち)氏との出会いや、三重千人太鼓への出演が、全国各地で開催されたイベントへの参加のきっかけとなりました。 日本全国から集まった千人、二千人の同志と共に、心をひとつにして曲を奏でる。演奏が一曲終わった時の達成感は、言葉では表現しきれないほどの感動がありました。これはかつて合唱を指導していたときの歌い終えた瞬間と同じような感動でした。 また、音楽として太鼓を感じることができハーモニーを奏でる。そのリズムの組み合わせがなんとも言えず面白いのです。 太鼓をとおして出会えたかけがいのない仲間たち。オリンピックやサミットでの歓迎イベント。 幾度となく参加した太鼓財団の全国講習会やワークショップなど、25年間にはたくさんの思い出が詰まっています。 ●今後の活動について● 今は、毎週火曜日に明和町の「担い手センター」にて業平夢太鼓の練習の指導をしています。また、業平夢太鼓キッズチームも結成し、その指導や明和町・松阪市で開催される各祭りに出場したりしています。 退職後、何か社会貢献はできないかと思い、福祉施設を積極的に訪問し、地域の方々と一緒に楽しんでもらえるような音楽療法を開催しています。 ●メッセージ● 現在、業平夢太鼓は叩き手を募集しています!今取り組んでいる曲の題名は「祭愛」という湯布院源流太鼓の代表長谷川氏に創っていただいた、とてもテンポのいい曲です。 ぜひ、あなたも一緒に太鼓を楽しみませんか!! ●取材者より● とにかく濱口先生のパワーには圧倒されました。業平夢太鼓さんの練習風景を拝見し、その迫力と、25年の指導歴を持つ先生のその太鼓への情熱を肌で感じることができました。 また、福祉施設での先生のキーボード伴奏に合わせて、入所されている方々も地域の方々も職員さんも一緒になって歌ったり踊ったりと、笑いの絶えないその時間がとても貴重なものに感じられました。 今後も引き続きその素晴らしいメロディーを奏でていただき、できるだけ多くの方に届けていただけたらと願っています。 ミュージックサロン Andante の活動 北響祭98白鳥大橋千人太鼓(北海道新聞提供) |
問い合わせ先 | 電話番号 (自宅)0596−55−2763 |
ホームページ | |
取材機関 | 松阪地域防災総合事務所 地域調整防災室 総務生活課 0598−50−0570 mchiiki@pref.mie.jp |
登録日 | 平成27年10月2日 |