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みえの文化びと詳細

地域 中勢地域
名前 浅生 悦生

浅生 悦生 さん
浅生 悦生 さん

プロフィール {郷土史講師} 津地域

昭和20年(1945)津市安濃町に生まれる。
昭和42年(1967)三重大学卒業
三重郷土会常任理事 三重県文化財保護指導委員 三重県史史料調査委員
三重県教育文化会館歴史探訪講師 津市橋南・橋北・南が丘公民館郷土史講座講師
津市観光ボランティアガイドネットワーク協議会研修会講師 『津市民文化』編集委員
『平松楽斎文書』『白山町川口村庄屋文書』調査員 元津市安濃公民館長 元公立学校長

 津市の歴史・文化財をはじめ、県内の歴史調査・古文書調査等に参加・研究するなど幅広く調査研究をすすめる。また、郷土史講座講師をはじめ、県内及び県外の歴史探訪講師として年間50回以上活動している。

主な共著・著書
『三重県地名辞典』角川書店 『三重県の歴史』原始・古代、光文書院       
『歴史の道 伊勢街道』三重県教育委員会 『津とその周辺』三重県良書出版会
『津市市制百周年記念誌』津市・津市教育委員会 『津市の文化財』津市・津市教育委員会 『美里村史』美里村・美里村教育委員会 『津・久居の歴史』郷土出版社
『江戸時代・人づくり風土記』農文協 『安濃町史・通史編』『同・資料編』安濃町・
安濃町史編集委員会 『津綟子』執筆 三重県伝統染織研究会発行 
『写真で見る津の今昔』郷土出版社 『雲出川流域の歴史と自然 第1〜3冊』津市久居老人センター 『三重の古文化』『津の昭和』樹林舎 『津市民文化』1〜4・7・8号
埋蔵文化財調査報告書
『安濃町中大谷13号墳』『野田遺跡群調査報告』『坂本山古墳群』『中勢道路遺跡』他
記事  浅生さんの講演は、「延長の浅生」とよばれるくらい、1時間半の予定でも2時間以上かかったりします。でも、聴き手をあきさせません。殆どの人がしっかり聞き、「今日の話で、津の歴史がよく分かった。」と喜んで帰ります。用意された資料が豊富で、自分の体験から得た見識も広く、話題もたいへん多くあり、歴史の世界が身近に迫ってくるように語ってくれます。多くの人が「また、聴きにきたい。」と言います。最初は、歴史分野を幅広く扱い、後半には話の中心に入ってくると、今後の明るい展望や期待感を持たせてくれます。浅生さんも、語り出すと夢中になってくるのでしょう。

 浅生さんは、元々歴史が好きで社会科教師の道を選び、そのまま考古学の世界に飛び込みました。学生時代から発掘調査に加わり、そこから見える古代の人々の生活や歴史を見てきたそうです。教員として勤めてからも、県・市の文化財調査を続け、土・日や夏休みは、津市を中心に県下の遺跡などの発掘調査に参加してきました。30代頃までは、考古学が中心でしたが、古文書や仏像の調査なども依頼され研究を積みながら歴史分野を幅広く踏襲できるようになったと言います。若いときに、専門的に調査研究する仕事への依頼もありましたが、学校で子どもに関わる仕事を本業としながら調査・研究を続けていくことが自分の道として50年近く積み上げてきたそうです。授業では、必ず郷土の歴史に触れる話を入れて、自分が歴史の中で生きていることを身近に感じ取れるよう工夫してきたそうです。実際に歩きながら確かめている先生だからできる授業だったのでしょう。学校を退職後も公民館長を務めながら各機関から依頼された調査研究を続け、郷土史会での活動や各公民館などの講座を引き受けるなど、多くの講演活動に忙しい日々を送っています。今後は、これまでの自分が語ってきた講座を本にまとめ、「津市の郷土史講座」として残るようにしたいと語っています。
浅生さん 講演会
浅生さん 講演会
浅生さん講演会資料
浅生さん講演会資料
問い合わせ先 自宅住所 津市安濃町清水1008
TEL 059-268-2671
e-mail  
ホームページ  
取材機関 津地域防災総合事務所県民防災課
059-233-5300
tchiiki@pref.mie.jp
登録日 平成27年9月16日

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