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みえの文化びと詳細

地域 中勢地域
名前 古金谷 初美

古金谷 初美(こがねや はつみ)さん
古金谷 初美(こがねや はつみ)さん

プロフィール  1954年(昭和29年)津市に生まれる。三重大学教育学部美術科卒業。教員として四日市市立塩浜小学校で初任。平成27年3月末に津市立一身田小学校校長を最後に退職。
 現在、津市敬和公民館館長。
 昭和59年に橋本綵可先生に師事し、日本画を始め彩潮会に入門。橋本綵可先生逝去後、橋本心泉先生に師事し、現在に至る。国内外の公募展に入選・入賞。
 平成27年5月20日〜24日、三重県立美術館県民ギャラリーにおいて「古金谷初美 日本画展−退職を記念して−」の個展を開催。
記事  古金谷さんは、子どもの頃から、スポーツが好きな面もありましたが、絵を描いたり物を作ったりすることも好きでした。中学3年の頃から絵画教室に通うようになり洋画を学びはじめました。その後、三重大学教育学部美術科で洋画を専攻していましたが、教員として勤め始めた頃から、日本画の群青や赤の色に魅かれ、日本画を始めました。教員生活を続けながら家庭を持ち、子どもを育てるという忙しい生活を送るなかでも「絵を描きたい」という思いを持ち続け、家庭の協力もあり、創作の時間を大切にしてきました。
 勤めた学校や通勤途中に見かけた景色など気にとまったものを何度も見つめ、スケッチを仕上げてきたそうです。古金谷さんの題材は、自分が見たもの体験したものなど身近に出会ったことから始まります。
 絵の題材としては、主に通勤途中で見かけた木立や草花、見慣れた風景等、身近に出会った内容です。「彩潮会」に入門し、橋本綵可先生からは、花や木などをしっかり観察していくことを基本に、日本画の基礎を学びました。現在、橋本心泉先生からは、物を写すだけでなく、自分の感動や気持ちを表現することが大切であるということを学んでいます。基礎の表現をもとに、新しい技法を学び、「美しい」「可愛い」という感動を見てくださる人に伝えたいと語っています。
退職後、自由になった時間を活かし、ますます意欲的に創作活動に励みたいと語る古金谷さんの今後の作品に期待していきたいものです。
古金谷さん 作品「出会い」.
古金谷さん 作品「出会い」.
古金谷さん 作品「大辛」
古金谷さん 作品「大辛」
問い合わせ先 「彩潮会事務局」
〒514−0826 津市野田
TEL 080−5950−5248(古金谷)
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取材機関 津地域防災総合事務所
登録日 平成27年5月26日

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