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みえの文化びと詳細

地域 北勢地域
名前 村田 三郎

村田 三郎さん
村田 三郎さん

プロフィール 昭和20年(1945)、神奈川県川崎市生まれ
コンビナート企業に就職し、21歳から四日市市に住む。
四日市観光ボランティアガイド、昔の子ども遊びボランティア、三重県観光連盟観光ボランティア連絡協議会講師などの社会活動と週3日の勤務。
資料の準備や整理、執筆、趣味のバイクツーリングにとパワフルで充実の日々を過ごしている。
記事 ◆ガイド活動のきっかけは?
「現役時代、社会全体がそうであったように、仕事一途な猛烈サラリーマンでした。50歳になった時、定年後のあり方について真剣に考えるようになりました。」子供の頃から歴史など社会科が大好きだったこと、人前で話すことも好きだった村田さんの想いは高じて“ふるさと三重の語り部・観光ボランティアガイド募集”に応募、意欲的な勉強に取り組むことになる。

◆活動
「地域には神社仏閣や近代建築物、まつり、風景など有形無形の資産がたくさんあります。地元の歴史や文化をより深く知ることは、愛着が増し、誇りにつながります。学びや発見は人生が彩り豊かになりますね。」近ごろの観光には、「遠出より近場で、知的意欲も健康も食も満たし、五感で感じる質的に高い企画が求められています。」と、定年後は県内外から訪れる多くの個人や団体にボランティアガイドとして精力的に活動し続けている。

◆労苦はいとわない
文献を調べ、現地を訪れ、地元の人の話を聞く。この地道な勉強の過程がまた楽しい。こうして蓄積した情報をニーズに応じてフルに活用している。
「ジャンルに固執せず、たくさんの情報ポケットを持つことは自分自身が豊かな心になれます。ガイドはテクニックではなく、人と人との出合いを楽しみ、喜びを共有することだと思います。」と、柔和な表情がほころぶ。
村田さんの心のこもったガイドは大勢の人に熱く伝わり、「楽しかったよ!参加してよかった!」と労いと喜びの感想にふれた瞬間、やりがいと手応えを得て、さらなる鋭気が沸きあがるそうだ。
「この1年間で延べ1000人との交流ができたことは何よりうれしいです。一期一会の大切な出合いです。人が好きな証拠ですね。」と喜々と語る。
  
◆今後への期待
「街の中に潜在する歴史的、文化的資産はたくさんあります。ホームページをうまく利用することで、情報発信や、解説の機会を増やして素材を磨けば観光資源として光を放つでしょう。活用こそが活性に繋がると信じます。」と熱い希望を語っている。
四日市旧港の千歳運河
四日市旧港の千歳運河
東海道の旧跡・杖衝坂
東海道の旧跡・杖衝坂
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登録日 平成22年1月5日

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