みえの文化びと詳細
地域 | 伊勢・志摩地域 |
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名前 | 吉田 賢治
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プロフィール | 海女を描き続ける「銅版画家」 1951年 名古屋市生まれ 現在、志摩市在住 1975年 愛知県立芸術大学美術学部デザイン科卒業 1990〜1997年 <海外展>トルコ、スペイン、韓国、タイ等 1977〜2009年 <グループ展>磯田皓と10人の作家達展(愛知県美術館) 現代版画IN NAGOYA(愛知県美術館) 他多数 1975〜2011年 <個展>東京銀座松屋、松阪屋本店、ミキモト 他35回 2013年 <2人展>アトリエ吉季工房 二人展 【作品収蔵】 トルコ・ディルメンデレ現代美術館(トルコ共和国) 志摩観光ホテルベイスイート 鳥羽市相差町海女文化資料館 |
記事 |
吉田さんは1951年名古屋市生まれ、1975年に愛知県立芸術大学美術学部デザイン科を卒業されました。妻つづ子さんと知り合い1983年に結婚、1987年に妻の実家、志摩に居を構え、銅版画の創作活動をされています。志摩に来て「海女」を初めて見てからその魅力に惹かれ、描き続けています。1988年に妻が「海女」を始め、2人の生活に「海女」は欠かせない存在でしたが、2006年海女作業中に心筋梗塞で妻つづ子さんが他界されました。 志摩地域は海女の国。初めて見た海女の姿は力強く、おおらかで、優しく、明るくよく笑う、その姿をもう25年以上銅版画に刻み、なお海と海女に魅入る作品は「祈り」にも似た表情、動きを感じます。そこには原点を見つめる版画家の厳しい目と、パートナーつづ子さんへの優しい心が溢れていました。 「作品は大きく分けて2種類、白い磯着姿の『海女』は宇宙にただよう女性をイメージした理想像、黒いウエットスーツ姿の『海女』は力強さと躍動感を感じる現実像。身ひとつで海に潜る海女は、命がけの作業。その姿に『生命の源である海』と『生命を生み出す女性』、ここに人間の根源があると感じている。」と語る吉田さんです。 その作品は、神秘的で、限りなく美しく、ただよいながらしなやかに舞う海女の姿がありました。 ◆9/11〜9/16 吉季工房にて山田久仁夫さんと2人展を開催 銅版画、水彩画、スケッチなど 作品@ ただよいながら舞いながら 作品A Woman in black suit |
問い合わせ先 | 吉季工房 志摩市志摩町片田4551-5 |
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取材機関 | 三重県南勢志摩地域活性化局 |
登録日 | 平成25年9月19日 |