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高橋由一「光安守道像」:X線連動比較画像

この作品は高橋由一が比較的初期に描いたと思われる小さな肖像画です。しかしながら、エックス線画像で観察すると、頭部と背景が接するあたりの処理や、顔のあたりの白の使い方が、東京藝術大学にある由一の代表作《花魁図》(1872年作)の、のっぺりとした白の使い方と比べると、かなり腕を上げていることがわかります。