山本正道 やまもとまさみち
生没年
1941-
出身国
日本
記事
山本正道展図録 2000.7
略歴
1941(昭和15)年 京都に生まれる。
1944(昭和19)年 家族で東京に転居。
1961(昭和36)年 <イタリア現代彫刻展>を見て彫刻家を志す。
東京藝術大学彫刻科に入学。
1965(昭和40)年 東京藝術大学大学院に進学、菊地一雄教室に学ぶ。
1967(昭和42)年 第31回新制作協会展に《無題》等を出品、新作家賞受賞。
1968(昭和43)年 イタリア政府給費留学生として、渡伊、ローマ美術学校のファッツィーニ教室に学ぶ。
1971(昭和46)年 イタリアから帰国。
1975(昭和50)年 東京で初の個展開催。
1976(昭和51)年 《追憶》が第5回平櫛田中賞受賞。
1977(昭和52)年 第3回彫刻の森美術館大賞展で《遺跡の見える風景》がk氏賞受賞。
第7階現代日本彫刻展で《古代への夢》が東京国立近代美術館賞受賞。
1978(昭和53)年 フルブライト芸術部門交換研究員として渡米。
滞米中にプエブロ・インディアンの遺跡を訪ねる。
第9回中原悌二郎賞優秀賞受賞。
1979(昭和54)年 アメリカから帰国。
横浜・山下公園に《赤い靴はいてた女の子》設置。
1980(昭和55)年 東京芸術大学講師となる。
1983(昭和58)年 仙台市野草園に《風の音》設置。
1985(昭和60)年 江ノ島に《エドワード・S・モース記念碑》制作。
1989(昭和64)年 幕張メッセに《海からの風》を設置。
1992(平成04)年 北海道洞爺湖畔に《風の音 ’92》設置。
神奈川県立近代美術館で「今日の作家たちⅣ ’92 山本正道・吉田克朗展」開催。
1995(平成07)年 東京芸術大学教授となる。
1999(平成11)年 宮城県美術館で「山本正道展」開催、
翌年三重県立美術館等に巡回。
2000(平成12)年 第31回中原悌二郎賞受賞。
館蔵作品
作品名 | 制作年 | 材料 | 寸法 |
---|---|---|---|
エトルリアの壺 | 1985(昭和60)年 | ブロンズ | 20.0×160×30.0 |
旅の記憶 '99 | 1999(平成11)年 | ブロンズ | 70.0×106×50.0 |
裸婦 | 1969(昭和44)年 | 鉛筆・紙 | 47.3×35.6 |
ポートレート | 1970年代前半 | 鉛筆・紙 | 39.0×30.2 |
ウンブリアの野 | 1971(昭和46)年 | 鉛筆・紙 | 9.7×13.7 |
坐った形 | 1980年代前半 | 鉛筆・紙 | 48.6×35.2 |
庭越しの向かいの家 | 1986(昭和61)年 | 鉛筆・紙 | 12.0×17.3 |
ロレットインサンタフェ | 1993(平成5)年 | 鉛筆、コンテ・紙 | 23.0×29.0 |
タオスの夕暮れ | 1993(平成5)年 | 鉛筆、コンテ・紙 | 17.0×25.5 |