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ルドン、オディロン るどん

生没年

1840-1916

出身国

フランス

記事

オディロン・ルドン『聖ヨハネ黙示録』 1984.3
荒屋鋪透 ミニ用語解説「絵画と文学・音楽-ルドンの場合-」 友の会だよりno.14 1987.3.10
荒屋鋪透 ルドン|アレゴリー〈太陽によって赤く染められたのではない赤い木〉 友の会だよりno.14 1987.3.10
荒屋鋪透 ルドン|ベアトリーチェ 友の会だよりno.14 1987.3.10
常設1997年度第4期(1997.12) ■第3室:ドーミエと19世紀の版画芸術 東俊郎
常設1999年度第1期(1999.3) ■第3室:闇、光、そして色 19-20世紀西洋の美術より 石崎勝基
常設1999年度第4期(2000.1) ■第3室:20世紀の版画芸術 桑名麻理
常設2001年度第4期(2002.1) ■第3室:19-20世紀の西洋の美術 特集展示 : ルドン《ヨハネ黙示録》 東俊郎
生田ゆき 表紙解説;オディロン・ルドン《ベアトリーチェ》 友の会だよりno.63, 2003.7.30
生田ゆき 作品解説;ルドン《アレゴリー》、三重県立美術館所蔵作品選集 2003.10
学校美術館ガイド 2006年9月29日 伊賀市立府中小学校
石崎勝基 ルドン《アレゴリー -太陽によって赤く染められたのではない赤い木》 美術館のコレクション2006年度第2期展示 2006.9.12
《アレゴリー》;他の作品解説

略歴

1840年フランスのボルドーに生まれる。
銅版画家ブレスダンと親交を結び、その影響でエッチングの制作を始める。
パリに出て、ファンタン・ラトゥールから石版画を学ぶ。

また、マラルメなどの象徴派詩人たちと親しくなり、生命の根源をめざす内面的かつ象徴的な表現へと向かった。

1900年以後は、それまでの「黒の時代」とは異なり、豊麗な色彩を駆使した油彩画やパステル画の制作を好んだ。

その幻想怪奇な作風は、当時の官学派や印象派とは無縁のもので、後のシュルレアリスムと抽象芸術の萌芽を示している。

館蔵作品

作品名 制作年 材料 寸法
アレゴリー-太陽によって赤く染められたのではない赤い木 1905年 油彩・キャンバス 46×35.5
ベアトリーチェ 1897年 リトグラフ・紙 33.5×29.5
ヨハネ黙示録  12点+表紙 1899年 リトグラフ・紙 26.5×23.7他
ヨハネ黙示録表紙 1899年 リトグラフ・紙 63.0×44.2(本紙)
ヨハネ黙示録(1)《-その右手に七つの星を持ち、口からは鋭いもろ刃のつるぎがつき出ていた。》 1899年 リトグラフ・紙 28.7×20.9
ヨハネ黙示録(2)《-わたしはまた、御座にいますかたの右の手に巻物があるのを見た、その内側にも外側にも字が書いてあって、七つの封印が封じてあった。》 1899年 リトグラフ・紙 32.0×23.9
ヨハネ黙示録(3)《・・・そして、それに乗っている者の名は「死」と言った、》 1899年 リトグラフ・紙 30.6×22.5
ヨハネ黙示録(4)《御使、香炉を手に持って、》 1899年 リトグラフ・紙 31.0×21.3
ヨハネ黙示録(5)《するとたいまつのように燃えている大きな星が、空から落ちてきた。》 1899年 リトグラフ・紙 30.8×23.0
ヨハネ黙示録(6)《・・・ひとりの女が太陽を着て、》 1899年 リトグラフ・紙 28.7×23.0
ヨハネ黙示録(7)《また、もうひとりの御使が、天の聖所から出てきたが、彼もまた鋭いかまを持っていた。》 1899年 リトグラフ・紙 30.8×21.0
ヨハネ黙示録(8)《またわたしが見ていると、ひとりの御使が、底知れぬ所のかぎと大きな鎖とを持って、天から降りてきた;》 1899年 リトグラフ・紙 30.3×23.2
ヨハネ黙示録(9)《・・・これを千年の間つなぎおき;》 1899年 リトグラフ・紙 29.8×21.0
ヨハネ黙示録(10)《-そして、彼を惑わした悪魔は、火と硫黄との池に投げ込まれた、そこには獣もにせ予言者もいて;》 1899年 リトグラフ・紙 27.3×23.5
ヨハネ黙示録(11)《またわたし、ヨハネは、聖なる都、新しいエルサレムが、神のもとを出て、天から下って来るのを見た。》 1899年 リトグラフ・紙 29.5×23.3
ヨハネ黙示録(12)《これらのことを見、かつ聞いた者は、私、すなわちヨハネである。》 1899年 リトグラフ・紙 29.4×23.4
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