藤田嗣治 ふじたつぐはる
生没年
1886-1968
出身国
日本
記事
桑名麻理 藤田嗣治|猫のいる自画像 友の会だよりno.40 1995.12.10
東俊郎 藤田嗣治《猫のいる自画像》 友の会だよりno.65 2004.3.23
《猫のいる自画像》;他の作品解説
略歴
1886年 東京都に生まれる。
1905年 東京美術学校に入学。
1910年 同校を卒業。
1913年 渡仏し、モディリアーニ、スーチンと出会う。
1917年 シェロン画廊で初の個展を開く。
1919年 サロン・ドートンヌに初出品。6点すべてが入選し、会員に推挙される。
1920年 裸婦ヲサロンに出品。「深い白」と呼ばれる乳白色のマティエールが注目を浴びる。
1921年 サロン・ドートンヌノ審査員に推挙される。
1923年 サロン・デ・テュイルリーの会員となる。
1925年 レジオン・ドヌール5等勲章を受ける。
1926年 サロン・ナショナル・デ・ボザールの審査員となる。
1929年 17年ぶりに帰国し、朝日新聞東京本社で個展を開催。翌30年パリに戻る。
1933年 中南米各地を旅行し、日本に帰る。
1939年 パリに行くが第二次大戦勃発とともに帰国。大戦中に報道画家として前線に派遣される。
1949年 渡米。
1950年 パリに戻り、戦後第1回目の個展を開く。
1955年 フランス国籍取得。
1959年 カトリックの洗礼を受ける。
1966年 設計からフレスコ壁画、ステンドグラスを手がけたランスのノートル・ダム・ド・ラ・ペ礼拝堂が完成。
1968年 フランスで没。
館蔵作品
作品名 | 制作年 | 材料 | 寸法 |
---|---|---|---|
猫のいる自画像 | 1927(昭和2)年頃 | 油彩・キャンバス | 54.3×45.5 |
ラマと四人の人物 | 1933(昭和8)年 | 水彩・紙 | 155×95.0 |