ダリ、サルバドール だり
生没年
1904-1989
出身国
スペイン
記事
常設1997年度第2期(1997.6) ■第3室:ゴヤとスペイン美術 石崎勝基
生田ゆき 作品解説;ダリ《パッラーディオのタリア柱廊》 三重県立美術館所蔵作品選集 2003.10
生田ゆき 「ダリ生誕100周年をむかえて」 HILL WIND no.9(2005.9)
略歴
1904年 5月11日、スペイン・カタルーニャ東北部のフィゲラスに生まれる。
1921年 マドリード王立美術学校入学、26年に放校。
1925年 バルセロナのダルマウ画廊で最初の個展。
1929年 パリ滞在中、脚本を担当したルイス・ブニュエルの映画『アンダルシアの犬』の撮影に立ち会う。
ミロの紹介で、シェルレアリスムの詩人や画家たちと会う。
夏、ポール・エリュアールと結婚していたガラと出会い、恋に落ちる。
11月、パリのゴーマン画廊で個展、アンドレ・ブルトンが序文を書き、正式にシュルレアリスムの一員になる。
1930年 <偏執狂的=批判的方法>を主張する『見える女』を出版。
ポルト・リガ-トに住むようになる。
1934年 日頃の言動がブルトンに非難される。
1937年 スペイン内戦を避け、スイス、オーストリア、イタリアで過ごす。
1940年 8月、ニューヨークに渡り、48年までカリフォルニアに滞在。
1950年 カトリックに帰依。
1971年 アメリカ、クリ-ヴランドにダリ美術館開館。
1974年 フィゲラスにダリ劇場美術館開館。
1982年 スペイン国王から大十字勲章を授与。
6月、妻ガラ死去。
1984年 フィゲラスでガラ=サルバドール・ダリ財団設立。
1989年 1月23日、フィゲラスで歿。
館蔵作品
作品名 | 制作年 | 材料 | 寸法 |
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パッラーディオのタリア柱廊 | 1937-38年 | 油彩・キャンバス | 116×88.5 |