ザッキン、オシップ ざっきん
生没年
1890-1967
出身国
ロシア
記事
略歴
1890年 ヴィテブスク(現ベラルーシ共和国)に生まれる。
1905年 英国に渡り、サンダーランドの美術学校に通う。
1906-08年 ロンドンに出て、美術学校、美術工芸学校で学ぶ。
1909年 パリに転居。エコール・デ・ボザールに入学。
1910年 エコール・デ・ボザールを退学。「ラ・リュッシュ」に入居。
1915年 第一次世界大戦に二等担架兵として志願。
1918年 ロシア革命により両親が破産。軍を最終的に退役する。
1919年 ブリュッセルにて初の個展を開催。
1920年 アルジェリア生まれの画家ヴァランティーヌ・プラックスと結婚。
1921年 フランスに帰化。
1923,24年 イタリア、ベルギー、オランダに旅行。
1931年 ギリシアに旅行。
1935年 チェコを訪れる。
1936年 オルフェ像(楡材、1930年制作)がパリ市の買上となる。
1937年 《バッカスの巫女たち》が国家買上となる。
1938年 《霊感を得た作曲家》(ブロンズ)国家買上。
1941年 アメリカに渡る。
1944年 ニューヨークのアート・ステューデンツ・リーグの彫刻教授に就任。
1945年 9月に帰仏。アカデミー・ド・ラ・グランド・ショーミエールで教鞭を執る。
1946年 自らのアトリエに私塾を開く。
1950年 ヴェネツィア・ビエンナーレでグランプリを獲得。
1953年 ロッテルダムの記念碑《破壊された都市》除幕。
1959年 国立西洋美術館の開館式に際して、日本政府の招待によりフランス文化使節として来日。奈良、京都、高野山に足を運ぶ。
1961年 オーヴェール=シュル=オワーズのファン・ゴッホ記念像除幕。
1967年 ヌイイ=シュル=セーヌにて没。モンパルナス墓地に眠る。
館蔵作品
作品名 | 制作年 | 材料 | 寸法 |
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雲への挨拶 | 1956年 | 水彩、油彩・紙 | 58.5×43.0 |
ヴィーナスの誕生 | 1930年 | ブロンズ | H112 |