カルデイス、ジョアン かるでぃす
生没年
1948-2019
出身国
スペイン
記事
『20世紀後半のスペイン美術とバレンシアの作家たちをめぐる覚書 1994年度三重県職員バレンシア州政府派遣事業報告書』(1996.11)石崎勝基
<移動>-バレンシアの7人展図録 1997.10
<移動>展の会場を移動して迷子になるためのガイド
ひるういんどno.62; 『<移動>-バレンシアの七人』展特集号 1998年3月20日発行表紙
「<移動>-バレンシアの七人展シンポジウム(抄)」
石崎勝基 「<移動>展の会場を移動しおわっても迷子でありつづけるためのガイド」
会場風景
続・<移動>展の会場を移動して迷子になるためのガイド 石崎勝基 友の会だよりno.46, 1997.12.20
館蔵品による スペイン現代美術の一相 2001年1月4日(木)-2月12日(月)
「館蔵品から1 ジョアン・カルディス《R-816》」 HILL WIND no.1(2003.9)
石崎勝基 作品解説;カルデイス《R-816》 三重県立美術館所蔵作品選集 2003.10
略歴
1948年、スペインのバレンシアに生まれる
バレンシア技術工芸学校、バレンシア高等美術学校に学ぶ
1965年 表現主義的傾向で都市を主題にした絵画を展開する。ポスター、切符、大学の出版物のための図像を作成するとともに、エスタンパ・ポプラールのための仕事を手がける。両者は、後に統合されることになる。
1966年 エキーポ・レアリダーを結成、1977年の解散まで多くの展覧会活動をくりひろげる。1993年にはバレンシアの IVAM において、エキーポ・レアリダーの回顧展が催された。
1976年 自らの活動の初期のもの(ズックの絨毯の連作)を見直して、個人としての制作を開始する(素描、ウラリータおよび縫いあわせた厚紙による彫刻)。それらは、1979年まで公開されなかった。
1979年 この時期から、一部の主題のレパートリーにおいて、グラファイトによる技術的および詩学的可能性を展開する。
1986年 グラファイトによる制作からの分岐として、厳密な素描と鋳鉄板との対話による二次元の可能性を展開することを企てる。後に、ブロンズによる大規模な作品の制作に端を発して、1990年には、クラフト紙への大寸法のグラファイト素描が手がけられる。
館蔵作品
作品名 | 制作年 | 材料 | 寸法 |
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R-816 2点組 | 1991年 | グラファイト・紙 | 各208×100 |